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J-GLOBAL ID：201802245241276662   整理番号：18A0731478

色度の分散比に基づく単一画像からのカメラ応答関数の推定

著者 (2件)： 小田武蔵 (九州工大 大学院情報工学府) ,  岡部孝弘 (九州工大 大学院情報工学研究院)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2018  号： CVIM-211  ページ： Vol.2018-CVIM-211,No.10,1-5 (WEB ONLY)  発行年： 2018年02月22日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 画像の明るさ解析では,一般に,放射輝度と画素値の関係を表すカメラ応答関数が線形であることを仮定している。本稿では,民生用カラーカメラで撮影された単一画像の明るさ解析を目指して,民生用カメラの未知で非線形な応答関数を推定する手法を提案する。本研究では,色度が同じで明るさが異なる点をカメラで観察すると,応答関数が線形のときは同じ色度に,非線形のときは異なる色度になること,および,多くの画像が少数の色で構成されることに着目する。提案手法では,色度のクラス間分散・クラス内分散比を最小化することで,基底関数の線形結合で表現した応答関数の結合係数を推定する。合成画像を用いた実験を行い,提案手法の有効性を確認する。(著者抄録)

シソーラス用語： *色度 ,  *分散【dispersion】 ,  *画像 ,  *カメラ ,  *応答関数 ,  明るさ ,  基底関数 ,  数学的変換 ,  結合係数 ,  推定
準シソーラス用語： *カラーカメラ ,  線形結合 ,  合成画像

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (15件)：

• N. Alldrin, S. Mallick, and D. Kriegman,“Resolving the generalized bas-relief ambiguity by entropy minimization”, In Proc. IEEE CVPR2007, pp.1-7, 2007.
• J. Barron and J. Malik, ”Shape, albedo, and illumination from a single image of an unknown object.” In Proc. IEEE CVPR2012, pp.334-341, 2012.
• P. Debevec and J. Malik, ”Recovering High Dynamic Range Radiance Maps from Photographs.”, In Proc. of ACM SIGGRAPH, pages 369-378, 1997.
• M. Grossberg and S. Nayar,”What is space of camera response functions?”, In Proc. IEEE CVPR2003, pp.602-609, 2003.
• K. Ikeuchi and B. Horn, ”Numerical shape from shading and occluding boundaries”, AI, 17(1-3), pp.141-184, 1981.

タイトルに関連する用語 (3件)： 色度 ,  応答関数 ,  推定