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J-GLOBAL ID:201802245371116875   整理番号:18A0351453

インシュリンの経口吸収を刺激するための単一カチオン性アミノ酸分子の可能性「アルギニン」【Powered by NICT】

Potential of single cationic amino acid molecule “Arginine” for stimulating oral absorption of insulin
著者 (5件):
資料名:
巻: 521  号: 1-2  ページ: 176-183  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オリゴアルギニンのような,細胞透過性ペプチドは,経口インシュリンデリバリーシステムの開発のための強力な吸収促進剤として作用することを報告した。しかし,腸インシュリン吸収を刺激するオリゴアルギニンの最小必須配列は不明のままである。それ故,本研究は,オリゴアルギニンのこの最小配列を明らかにし,インシュリンの腸及び経口吸収に対する単一陽イオン性アミノ酸アルギニンの影響を調べるために行われた。結果に,腸管インスリン吸収の顕著な増強は,L-アルギニンによるインシュリンの同時投与後に観察されたことを示した。オリゴアルギニン/アルギニンのD型の有効性は減少数アミノ酸残基の減少する傾向があったが,L-アルギニンの影響をオリゴアルギニン/アルギニンのL型のいずれかの最も強かった。興味深いことに,L-アルギニンの影響は種々の濃度のD-アルギニンのそれよりも強く,リジンおよびヒスチジンのような他のカチオン性アミノ酸の影響はアルギニンのそれよりも相対的に低かった。添加では,Caco-2細胞単層の経上皮電気抵抗の腸上皮と変化からの乳酸デヒドロゲナーゼの漏出は単一アミノ酸は細胞膜と傍細胞密着結合の完全性に及ぼすアルギニンの悪影響は認められなかったことを示唆するとしてL-アルギニンの投与後に検出されなかった。マウスにおける経口投与研究はL-アルギニンとインスリンの同時投与後に観察された血糖降下効果より強いことを示した。本研究では,アルギニンは腸上皮障壁を横切るインスリンを供給し,経口インシュリンデリバリーシステムの臨床開発を促進する期待の重要な陽イオン性アミノ酸であることを見出した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生物薬剤学(基礎) 
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