文献

J-GLOBAL ID：201802245433203466   整理番号：18A1860485

透過性反応性バリア(PRB)における過酸化カルシウム(CaO_2)ナノ粒子による地下水のナフタレン浄化【JST・京大機械翻訳】

Naphthalene remediation form groundwater by calcium peroxide (CaO₂) nanoparticles in permeable reactive barrier (PRB)

著者 (4件)： Gholami Fatemeh (Extremophiles Laboratory, Department of Microbiology, School of Biology and Center of Excellence in Phylogeny of Living Organisms, College of Science, University of Tehran, Tehran, Iran) ,  Shavandi Mahmoud (Environment and Biotechnology Research Division, Research Institute of Petroleum Industry, Tehran, Iran) ,  Dastgheib Seyed Mohammad Mehdi (Microbiology and Biotechnology Group, Environment and Biotechnology Research Division, Research Institute of Petroleum Industry, Tehran, Iran) ,  Amoozegar Mohammad Ali (Extremophiles Laboratory, Department of Microbiology, School of Biology and Center of Excellence in Phylogeny of Living Organisms, College of Science, University of Tehran, Tehran, Iran)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 212  ページ： 105-113  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,地下水から透過性反応性バリア(PRB)によるナフタレンバイオレメディエーションのための合成過酸化カルシウム(CaO_2)ナノ粒子の適用性を調べた。バッチ実験によると,400mg/LのCaO_2ナノ粒子の適用は,ナフタレン(20mg/L)バイオレメディエーションのための最適濃度であった。さらに,ナノ粒子の安定性に及ぼす環境条件の影響は,CaO_2の安定性および酸素放出ポテンシャルに及ぼす初期pHおよび温度の大きな影響を示した。したがって,初期pHを3から12に上げると,溶存酸素は4から13.6mg/Lに上昇し,ナノ粒子の安定性は約70dで著しく改善された。さらに,温度を4から30°Cに上げることにより,CaO_2の安定性は120から30日に低下した。連続流実験は,ナフタレン汚染地下水が,50日以内にカラムの流出液からのCaO_2ナノ粒子と微生物の存在において完全に生物学的に再媒介されたことを明らかにした。一方,汚染物質の自然修復は実験の終わり(350日)で19.7%の除去をもたらした。さらに,PRBゾーンの表面上の付着生物膜を走査電子顕微鏡(SEM)により研究し,天然修復カラムと比較してバイオレメディエーションカラムにおける軽石表面上でのより高いバイオフィルム形成を示した。各カラムからの排水の物理化学的特性も分析し,地下水へのバイオレメディエーションプロセスの負の影響を示さなかった。その結果,本論文は,PAH汚染地下水処理におけるCaO_2ナノ粒子の応用に関する包括的研究を提供した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *反応性 ,  付着 ,  汚染物質 ,  走査電子顕微鏡 ,  バイオレメディエーション ,  *ナノ粒子 ,  連続流 ,  地下水汚濁 ,  溶存酸素 ,  生物膜 ,  *地下水 ,  微生物 ,  *酸化カルシウム ,  ポリアセン
準シソーラス用語： 環境条件 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： PAH ,  地下水処理 ,  CaO_2 ,  酸素放出化合物 ,  バイオレメディエーション ,  炭化水素汚染

分類 (1件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R)

物質索引 (1件)： ナフタレン

タイトルに関連する用語 (9件)： 透過性 ,  反応性 ,  バリア ,  pRb ,  酸化カルシウム ,  ナノ粒子 ,  地下水 ,  ナフタレン ,  浄化