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J-GLOBAL ID：201802245443584054   整理番号：18A0395951

心理的ストレスと認知機能に対する低用量カフェインの保護効果【Powered by NICT】

Protective effect of low dose caffeine on psychological stress and cognitive function

著者 (9件)： Kasimay Cakir OEzguer (Department of Physiology, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Ellek Nurfitnat (Undergraduate Medical Students, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Salehin Nabila (Undergraduate Medical Students, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Hamamci Rabia (Undergraduate Medical Students, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Keles Huelya (Undergraduate Medical Students, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Kayali Damla Gokceoglu (Department Histology and Embryology, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Akakin Dilek (Department Histology and Embryology, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey) ,  Yueksel Meral (Medical Laboratory Program, Vocational School of Health Related Professions, Marmara University, Istanbul, Turkey) ,  OEzbeyli Dilek (Department of Physiology, Marmara University School of Medicine, Istanbul, Turkey)
資料名： Physiology & Behavior  (Physiology & Behavior)
巻： 168  ページ： 1-10  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0800B  ISSN： 0031-9384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カフェインはニューロン活性を増強することをアドレナリンきっ抗薬である。心理的ストレスは認知機能を抑制する。急性または慢性的な心理的ストレスを受けたラットの不安様行動と認知機能に対する急性および慢性低用量カフェインの影響を検討した。急性または慢性カフェイン(3mg/kg)は急性(ネコ臭気)と慢性変動心理的ストレス(拘束過密ストレス,高架式十字迷路,ネコ匂い,強制水泳)誘導前雄Sprague Dawleyラット(200 250g, n=42)に投与した。不安と認知機能は,ホールボードと物体認識試験で評価した。脳グルタチオンおよびマロンジアルデヒドアッセイ,ミエロペルオキシダーゼ,一酸化窒素(NO),スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),ルミノールとルシゲニン活性および組織学的検査を行った。A NOVAとスチューデントのt検定は,統計解析のために使用した。両ストレス誘導と慢性ストレス曝露と不安様行動増大で抑制された認知機能はカフェイン応用(p<0.05 0.001)の両方を介して改善された。急性ストレスでは慢性ストレス負荷ラットにおけるカフェイン前処理,及び慢性カフェインの両方は,ミエロペルオキシダーゼ活性(p<0.05 0.01)を減少させた。急性応力とともに増加したマロンジアルデヒド,ルシゲニンおよびNO濃度は慢性カフェイン(p<0.05 0.01)で阻害され,マロンジアルデヒドとNOレベルは急性カフェイン(p<0.001)により低下した。急性カフェインはSOD活性(p<0.01)と改善されたグルタチオン(p<0.01)とルミノールレベル(p<0.05)を減少させた。両ストレス曝露により誘導された組織学的損傷は慢性カフェインと改善された。応力条件下で増加した不安様行動と枯渇した認知機能は酸化的損傷パラメータを減少させることにより急性,主に慢性カフェイン前処理で改善された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 前処理 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  一酸化窒素 ,  *情動ストレス ,  *保護作用 ,  統計解析 ,  組織診 ,  ミエロペルオキシダーゼ ,  ニューロン ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  ラクタム ,  中枢興奮薬 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 慢性ストレス ,  不安様行動 ,  *認知機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 作業記憶 ,  酸化的損傷 ,  急性ストレス ,  慢性ストレス ,  不安

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

物質索引 (3件)： マロンジアルデヒド ,  グルタチオン ,  カフェイン

タイトルに関連する用語 (5件)： 心理的ストレス ,  認知機能 ,  低用量 ,  カフェイン ,  保護効果