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J-GLOBAL ID:201802245449836824   整理番号:18A0986301

クレオソート油代替木材保存剤の耐久性

著者 (1件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 136-137  発行年: 2018年05月25日 
JST資料番号: G0869A  ISSN: 0287-9255  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・1872年,新橋・横浜間の鉄道新設にあたり,木材保存剤としてクレオソート油が注入された枕木がイギリスから輸入。
・2006年まで,クレオソート油は枕木以外にも,電柱,樹木支柱,土木資材などに広く使用されてきたが,発がん物質,ベンゾピレン類が含まれていることで,産業以外の用途での使用が禁止。
・現在は,ベンゾピレン類を規定値以下にしたクレオソート油(改良型クレオソート油),ナフテン酸銅油剤,バーサチック酸亜鉛乳剤の3薬剤を木材保存剤として使用。
・ベンゾピレン類を規定値以上に含む旧クレオソート油,および現在使用されている3薬剤で処理した枕木の耐久性試験を,2006年から,屋外で実施。
・供試枕木には,両木口から約50cmの部位に犬釘を打込み,所定期間経過後に釘引抜抵抗値を測定。
・生物劣化は,JIS K 1571(木材保存剤の性能試験方法および性能基準)の4.2.3野外試験,4.2.2.2.3Cに定めた腐朽度の判定に基づき目視評価。
・強度試験は,50トン実大強度試験機を用いて枕木の曲げ強度,曲げヤング率を測定。
・釘引抜抵抗試験は,オートグラフを用い,犬釘引抜最大荷重を測定。
・生物劣化の腐朽度は,無処理枕木で4,バーサチック酸亜鉛乳剤処理で2,2種のクレオソート油およびナフテン酸銅油剤処理で0。
・曲げ強度,および釘引抜抵抗は4薬剤でほぼ同様の結果。
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分類 (2件):
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建築物の維持・管理  ,  製材・加工 
タイトルに関連する用語 (3件):
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