抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:末梢血好中球/リンパ球比(NLR)と急性ST上昇型心筋梗塞(ASTEMI)患者の急性腎損傷(AKI)との関係を検討する。【方法】2014年10月-2017年2月,黄岡市紅安県人民病院で治療したASTEMI患者225例を選択した。2群の臨床的特徴と臨床検査指標を比較した。末梢血のNLRとASTEMI患者のAKIの関係をPearson相関分析と多変量ロジスティック回帰分析で分析した。【結果】患者の性別,年齢,ボディマスインデックス(BMI),拡張期血圧(DBP),糖尿病の病歴陽性率,高脂血症の病歴の陽性率,および前壁梗塞の比率を比較した。統計的有意差は認められなかった(P>0.05)。AKI群患者の心拍数(HR),Killip分類スコア,アミノ末端脳ナトリウム利尿ペプチド前駆体(NT-proBNP),C反応性蛋白(CRP),血清クレアチニン(Scr),トロポニンI,白血球数(WBC),好中球数,NLRは非AKI群より高かった。収縮期血圧(SBP),高血圧の病歴陽性率,左室駆出率(LVEF),糸球体濾過率(eGFR),リンパ球数は,非AKI群より低かった(P<0.05)。ピアソン相関分析は,以下を示した。NLRとASTEMI患者のHR,SBP,Killip分類,NT-proBNP,CRP,Scr,トロポニンIは正の相関を示した(P<0.05)。LVEFとeGFRとは負の相関があった(P<0.05)が,多変量ロジスティック回帰分析は,HR[OR=2.758,95%CI(1.845,P<0.05)]を示した。4.371)],SBP[OR=0.638,95%CI(0.445,0.874)],Killip分類スコア[OR=3.175]。95%CI(1.754,7.403),NT-proBNP[OR=2.955,95%CI(1.674,4.163)],CRP[OR=1。810,95%CI(1.572,3.235),eGFR[OR=2.420,95%CI(1.517,3)]。483,NLR[OR=2.218,95%CI(1.339,3.752)]は,ASTEMI患者のAKIの影響因子であった(P<0.05)。受信者動作特性(ROC)曲線から,NLRはASTEMI患者のAKIの曲線下面積0.840,最適カットオフ値7.482,感度89.8%を示した。【結語】末梢血におけるNLRの上昇は,ASTEMI患者におけるAKIの危険因子であり,ASTEMI患者のAKIの予測価値は高かった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】