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J-GLOBAL ID：201802245498029551   整理番号：18A0357573

心的態度を表す機能語の段階的な獲得の計算モデル

Computational Model of Stepwise Acquisition of Function Words Representing Mental Attitude

著者 (4件)： 金尻良介 (京都工繊大) ,  岡夏樹 (京都工繊大) ,  深田智 (京都工繊大) ,  田中一晶 (京都工繊大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 420(HCS2017 66-92)  ページ： 53-57  発行年： 2018年01月19日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 対話相手による足場がけを利用して,心的態度を表す終助詞の意味を段階的に獲得する計算モデルを提案する。ロボットは「リンゴだよ」,「おいしそうだね」等の相手の発話に応じて,果物の名前を覚えたり,うなずいたり,共感を示したりすることを学習する。ロボットの学習進度に応じて人の発話が変化するが,提案手法では,ロボットがこの変化を検知し,状態空間を再構成する方法により段階的に学習を進める構成とした。(著者抄録)

シソーラス用語： 成長 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  *強化学習 ,  *品詞 ,  対話処理 ,  心理尺度 ,  計算モデル ,  *発話 ,  足場 ,  単語 ,  機械学習 ,  問題解決
準シソーラス用語： 言語獲得 ,  ヒューマンロボットインタラクション ,  終助詞 ,  足場がけ ,  機能語 ,  ロボット学習

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (8件)：

• J. L. Austin, How to do Things with Words, Clarendon Press, Oxford, 1962.
• H. Khanpour, N. Guntakandla, and R. Nielsen, Dialogue act classification in domain-independent conversations using a deep recurrent neural network, Proceedings of COLING 2016, the 26th International Conference on Computational Linguistics: Technical Papers, 2012-2021, Osaka, Japan, 2016.
• J. O'Shea, Z. Bandar, and K. Crockett, A multi-classifier approach to dialogue act classification using function words. In: Nguyen N.T. (eds) Transactions on Computational Collective Intelligence VII. Lecture Notes in Computer Science, 7270: 119-143, Springer, Berlin, Heidelberg, 2012.
• 岡夏樹,服部侑介,深田智,尾関基行,′′なぜロボットは「はい-いいえ」質問に対して「はい」と答える傾向があったか:人とロボットのインタラクション実験に基づく計算論的考察,′′日本認知科学会第32回大会・論文集,pp.187-194,2015.
• 服部侑介,岡夏樹,深田智,西崎友規子,′′人とロボットのインタラクションを通した終助詞と名詞の意味獲得実験の分析:個人差と他者モデルの観点から,′′HAIシンポジウム2015,G-12,pp.69-79,2015.

タイトルに関連する用語 (4件)： 態度 ,  段階 ,  獲得 ,  計算モデル