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J-GLOBAL ID：201802245515558197   整理番号：18A0584838

二酸化チタン上の自己組織化アセン単分子層における一重項分裂と電子注入の動力学【Powered by NICT】

Dynamics of singlet fission and electron injection in self-assembled acene monolayers on titanium dioxide

著者 (6件)： Pace Natalie A. (National Renewable Energy Laboratory, Golden, CO 80401, USA. [e-mail]) ,  Arias Dylan H. ,  Granger Devin B. ,  Christensen Steven ,  Anthony John E. ,  Johnson Justin C.
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 9  号： 11  ページ： 3004-3013  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ構造TiO_2に付着したポリアセンベース染料における電子移動と一重項分裂動力学の間の相互作用を特徴づけるための線形分光法,電気化学,および過渡吸収分光法の組合せを用いた。トリイソプロピルシリルエチニル(TIPS)-ペンタセンに対して,一重項分裂時定数は150fsの薄膜時定数と比較してナノ構造TiO_2表面上の6.5psに増加し,それらが形成される後三重項は解離しないことを見出した。とは対照的に,TIPSテトラセン一重項は急速に分子/TiO_2界面での2psで解離し,この解離は比較的遅い一重項分裂過程を匹敵する。アルミナ層の添加は電子注入を遅くし,一重項分裂40psから三重項の形成を可能にする。しかし,三重項は電子を注入せず,三重項解離に対する十分な駆動力の欠如によるものと思われる。これらの結果は効率的な一重項分裂と界面電荷移動の適切なエネルギー論の間の必要な臨界バランスを示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電子移動 ,  三重項 ,  相互作用 ,  ナノ構造 ,  染料 ,  *単分子層 ,  界面 ,  時定数 ,  *一重項 ,  高速度 ,  *自己組織化
準シソーラス用語： 過渡吸収分光法 ,  *電子注入 ,  *一重項分裂 ,  *二酸化チタン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 二酸化チタン ,  自己組織化 ,  アセン ,  単分子層 ,  一重項分裂 ,  電子注入 ,  動力学