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J-GLOBAL ID:201802245551863833   整理番号:18A1261927

実験室模擬熱化学硫酸塩還元に及ぼす特定鉱物の影響【JST・京大機械翻訳】

The effects of selected minerals on laboratory simulated thermochemical sulfate reduction
著者 (9件):
資料名:
巻: 122  ページ: 41-51  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0862B  ISSN: 0146-6380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱化学的硫酸塩還元(TSR)の発生と可能な機構に対する貯留層鉱物効果の理解の改善は石油探査と生産にとって重要である。一連の含水熱分解実験を,モンモリロナイト,イライトおよび石英(ケイ酸塩),方解石およびドロマイト(炭酸塩)の存在の有無にかかわらず,360°Cおよび50MPaで12時間,48時間および312時間行った。ガス状化合物,C_7-8軽質炭化水素,n-C_9+および有機硫黄化合物ならびに化合物特異的δ34S分析を続いて実施した。その結果,加熱時間の増加またはTSRの進行に伴い,n-C_9+はTSR生成物,H_2S,アルキルベンゼン,ベンゾチオフェン(BT)およびジベンゾチオフェン(DBT)の増加を伴って徐々に減少することがわかった。BTsとDBTのδ34S値はMgSO_4のそれに次第に近づき,それらの平均δ34S値(Δ34S_BT-DBT)の差は減少した。鉱物の不在による実験と比較して,ケイ酸塩,特にモンモリロナイトによる実験は,n-C_9+において減少して,H_2S,軽い単一芳香族と有機硫黄化合物とより小さいΔ34S_BT-DBTにおいて強化した。炭酸塩による実験は反対の傾向を示した。これは,ケイ酸塩,特にモンモリロナイトがTSR速度を加速し,一方炭酸塩がそれらを還元することを示す。実験条件下で,モンモリロナイト内の交換カチオンおよび粘土と滑石沈殿の表面上での交換カチオンは,H+の濃度を増加させ,したがって,HSO_4-を増加させ,それから,TSR中で酸化されやすいイソアルカンの生成を触媒する。これはTSRの発生に必要な活性化エネルギーを低減できる。したがって,TSRが自然環境におけるケイ酸塩貯留層と根源岩において比較的低温で起こることができる可能性がある。炭酸塩溶解は,H+とHSO_4-の濃度を減少させることができ,したがって,TSR速度を減少させることができる。本研究は,TSR発生の調節における鉱物の重要性を示し,TSRがケイ酸塩形成と共に自然界における炭酸塩形成において起こり得ることを示唆する。したがって,鉱物の重要性は,異なる地質学的状況におけるTSR変化炭化水素集積におけるTSRとサワーガスリスクの評価において考慮すべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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有機地球化学 
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