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J-GLOBAL ID：201802245557292672   整理番号：18A1492468

移動式空中リフトプラットフォームによる試料採取に基づく温帯低地森林におけるハサミムシ類(革翅目,Forficulidae)の垂直分布

Vertical distribution of earwigs (Dermaptera: Forficulidae) in a temperate lowland forest, based on sampling with a mobile aerial lift platform

著者 (6件)： Kirstova Marketa (Faculty of Science, University of Ostrava, Ostrava, Czech Republic) ,  Pyszko Petr (Faculty of Science, University of Ostrava, Ostrava, Czech Republic) ,  Sipos Jan (Faculty of Science, University of Ostrava, Ostrava, Czech Republic) ,  Sipos Jan (Department of Vegetation Ecology, Institute of Botany, Academy of Sciences of the Czech Republic, Brno, Czech Republic) ,  Drozd Pavel (Faculty of Science, University of Ostrava, Ostrava, Czech Republic) ,  Kocarek Petr (Faculty of Science, University of Ostrava, Ostrava, Czech Republic)
資料名： Entomological Science  (Entomological Science)
巻： 20  号： 1  ページ： 57-64  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1441A  ISSN： 1343-8786  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハサミムシ類(革翅目)はそれらの局所的に高い生息数と雑食性ゆえに生態系の重要な構成要素であるかもしれないが,森林層におけるそれらの垂直分布はほとんど理解されていない。本研究は移動式空中リフトプラットフォームを用いて森林における垂直次元に沿ったハサミムシ類の時空間分布を調査した。2013年と2014年に,低地氾濫原森林の57の樹木を中央ヨーロッパのチェコ共和国南東部で試料採取した。正方形の細断シートと排気装置を用いて,樹木の葉の完全垂直勾配に沿ってハサミムシ類を採集した。3つの記録されたハサミムシ類(Apterygida media,Chelidura acanthopygiaおよびForficula auricularia)の内でA.mediaが最も密度が高かった。地上からの高さ(樹木の葉層における)に伴うその密度分布は4~10mにピークがあって単峰形であり,A.mediaが樹木着生性であることを示した。A.mediaの垂直階層構造は発生段階間で異なり,その密度は樹種間で異なった。森林における昆虫の垂直階層構造の調査は移動式空中リフトプラットフォームの使用によって容易になると思われる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ハサミムシ類 ,  *垂直分布 ,  気泡ポンプ ,  リフト ,  森林 ,  生息分布 ,  生息場所 ,  *生息密度 ,  生息環境 ,  チェコ共和国
準シソーラス用語： Apterygida media ,  Chelidura acanthopygia ,  Forficula auricularia ,  エアリフト ,  移動式空中リフト ,  温帯林 ,  時空間分布

著者キーワード (5件)： Apterygidaメディア ,  ヨーロッパ ,  パレット地域 ,  河岸広葉樹林 ,  階層化

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (11件)： 移動式 ,  リフト ,  プラットフォーム ,  試料採取 ,  温帯 ,  低地 ,  森林 ,  ハサミムシ類 ,  革 ,  翅 ,  垂直分布