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J-GLOBAL ID：201802245579808074   整理番号：18A0801977

運動から回復中のケトンエステル飲料の摂取はヒト筋肉におけるmTORC1シグナル伝達を促進するがグリコーゲン再合成は促進しない【JST・京大機械翻訳】

Intake of a Ketone Ester Drink during Recovery from Exercise Promotes mTORC1 Signaling but Not Glycogen Resynthesis in Human Muscle

著者 (8件)： Vandoorne Tijs (Exercise Physiology Research Group, Department of Kinesiology, KU Leuven) ,  De Smet Stefan (Exercise Physiology Research Group, Department of Kinesiology, KU Leuven) ,  Ramaekers Monique (Exercise Physiology Research Group, Department of Kinesiology, KU Leuven) ,  Van Thienen Ruud (Exercise Physiology Research Group, Department of Kinesiology, KU Leuven) ,  De Bock Katrien (Exercise Physiology Research Group, Department of Kinesiology, KU Leuven) ,  De Bock Katrien (Laboratory of Exercise and Health, Department of Health Sciences and Technology, ETH Zurich) ,  Clarke Kieran (Department of Physiology, Anatomy and Genetics, University of Oxford) ,  Hespel Peter (Exercise Physiology Research Group, Department of Kinesiology, KU Leuven)
資料名： Frontiers in Physiology (Web)  (Frontiers in Physiology (Web))
巻： 8  ページ： 310  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7093A  ISSN： 1664-042X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:ケトン体は,長期間絶食または低炭水化物食の間,肝臓により生産されるエネルギー基質である。ケトンエステル(KE)の摂取は,栄養状態に依存しない血中ケトン濃度を急速に増加させる。最近,KEは運動能力を改善することが示されているが,運動後筋肉蛋白質またはグリコーゲン合成を促進することができるかどうかは不明である。【方法】8人の健康な訓練された男性が無作為二重盲検プラセボ対照交差試験に参加した。各セッションにおいて,被験者は,蛋白質/炭水化物混合物を摂取した5時間の回復期間に続いて,激しい片足グリコーゲン枯渇運動を行った。さらに,被験者はケトンエステル(KE)または等カロリープラセボ(PL)を摂取した。結果:KE摂取は筋肉グリコーゲン再合成に影響を及ぼさなかったが,運動後AMPKリン酸化をより急速に低下させ,その主要下流標的S6K1と4E-BP1のより高いリン酸化により証明されたように,より高いmTORC1活性化をもたらした。KE後のmTORC1活性化の増強は,より高い蛋白質合成速度を示唆するので,筋原性C_2C_12細胞を用いて,ケトン体が筋肉細胞におけるロイシン仲介mTORC1活性化と蛋白質合成の両方を増加させることをさらに確認した。結論:著者らの結果は,標準的な運動後回復飲料へのKEの追加は,mTORC1の運動後活性化を強化するが,若い健常ボランティアにおける筋肉グリコーゲン再合成には影響しないことを示す。in vitroで,ケトン体がロイシン刺激筋管におけるmTORC1活性化と蛋白質合成の増加を増強することを確認した。運動からの回復中の慢性経口KE摂取は訓練により誘発される筋適応を促進し,リモデリングはさらに検討する必要がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 運動能力 ,  *ケトン ,  ケトン体 ,  筋肉タンパク質 ,  *グリコーゲン ,  *ヒト ,  in vitro実験 ,  栄養状態 ,  男性 ,  基質 ,  絶食 ,  リン酸化 ,  タンパク質合成 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  分枝鎖アミノ酸
準シソーラス用語： *mTORC1 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： ケトン ,  運動回復 ,  筋肉 ,  人間 ,  C2C12筋管 ,  蛋白質 ,  グリコーゲン ,  mTORC1シグナル伝達

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  筋肉  (EJ10020G)

物質索引 (1件)： ロイシン

タイトルに関連する用語 (9件)： 運動 ,  回復 ,  飲料 ,  ヒト ,  筋肉 ,  mTORC1 ,  シグナル伝達 ,  促進 ,  グリコーゲン