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J-GLOBAL ID:201802245589581497   整理番号:18A0124785

PC12細胞およびラット小脳か粒ニューロンにおける1-メチル-4-フェニルピリジニウムイオン誘起神経毒性における8 ニトロ cGMP形成を介して一酸化窒素/活性酸素種シグナル伝達の関与【Powered by NICT】

Involvement of nitric oxide/reactive oxygen species signaling via 8-nitro-cGMP formation in 1-methyl-4-phenylpyridinium ion-induced neurotoxicity in PC12 cells and rat cerebellar granule neurons
著者 (12件):
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巻: 495  号:ページ: 2165-2170  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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パーキンソン病様神経毒性における一酸化窒素(NO)/反応性酸素種(ROS)酸化還元シグナル伝達の役割を調べるため,我々は1-メチル-4-フェニルピリジニウム(MPP~+)処理(パーキンソン病のモデル)を用いた。MPP~+誘導神経毒性はnNOS発現PC12細胞(NPC12細胞)およびラット小脳顆粒神経細胞(CGN)におけるニューロン型NOシンターゼ(nNOS)からROSに依存したことを示した。MPP~+処理に続いて,NPC12細胞およびラットCGN,H-RasのS-グアニル化と活性化を誘導することを,NO/ROS酸化還元シグナル伝達経路における第二メッセンジャー,8-ニトログアノシン 3′,5′-環状一りん酸(8 ニトロ cGMP)の生産を確認した。さらに,MPP~+処理後,細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)のリン酸化が増加した。マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)/ERKキナーゼ(MEK)阻害剤による処理は,MPP~+誘導ERKリン酸化と神経毒性を減弱させた。結論として,著者らは8 ニトロ cGMPによるNO/ROS酸化還元シグナル伝達はMPP~+誘導神経毒性に関与し,8 ニトロ cGMPはH Ras/ERKシグナル伝達を活性化することを初めて示した。著者らの結果は,MPP~+誘導神経毒性の根底にある新規機序を示し,従ってパーキンソン病の基礎となる機構への新しい洞察に寄与している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞構成体の機能  ,  神経系の疾患 

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