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J-GLOBAL ID:201802245590688101   整理番号:18A1849139

新規ラクトン環含有アクリルポリマー「アクリビュア」の開発

著者 (1件):
資料名:
巻: 70  号: 4 上巻  ページ: 45-47  発行年: 2018年10月10日 
JST資料番号: F0270A  ISSN: 0387-2211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・α-ヒドロキシメチルアクリレート(RHMA)とメタクリル酸メチル(MMA)を共重合後に分子内ラクトン環化して得られるラクトンポリマは,優れた透明性/光学性能/耐久性から液晶テレビやスマートフォン用の光学フィルム材料として需要拡大中。本稿は,重要モノマ(RHMA)の合成技術,ラクトンポリマの合成技術そして主用途の光学フィルムへの展開を紹介。
・RHMAの開発:アクリル酸エステルを直接メチロール化する反応で,触媒としてN,N-ジメチルアミノ基を有する三級アミン(トリメチルアミン)に特定量の水を添加して油/水の不均一系を形成し,触媒失活を抑制し,反応速度/選択率を向上。
・分子内環化反応によるラクトンポリマの合成:RHMAとMMAを溶媒下で共重合し,ラクトン化触媒(リン酸エステル)を注入し,押出機にポリマ溶液を導入し脱溶媒と共にラクトン環化する反応押出技術により工業化を完成。
・光学フィルムへの展開:微小ゲルの抑制(t-アミル型過酸化物触媒),フィルム端部の発泡(押出段階で有機酸金属塩注入)。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (5件):
分類
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アクリル樹脂  ,  その他の2ヘテロ原子六員複素環化合物  ,  共重合  ,  環化反応,開環反応  ,  押出成形 
引用文献 (5件):
  • USP3743669
  • USP465432
  • Polymer. prepr., 8,1,576 (1967) J.A. Powell et. al.
  • 日本化学会近畿支部研究最前線講演会2014 「ラクトン環含有アクリルポリマーの開発と工業化」
  • 企業研究者たちの感動の瞬間 (化学同人社 出版) 有機合成化学協会・日本プロセス化学会編
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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