文献
J-GLOBAL ID:201802245670437140   整理番号:18A0638722

「伝統」を見せ物に「苦境」で稼ぐ-「マサイ」民族文化観光の新たな展開-

Ethnic Tourism as a Stage for “Attraction” and “Aid”: A Case Study on The Kenyan “Maasai” People.
著者 (1件):
資料名:
号: 92  ページ: 69-81  発行年: 2017年12月31日 
JST資料番号: L0683A  ISSN: 0065-4140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ケニアのエランド湖動物保護区と国立公園の近くの地域生活は,彼らの主導権により「文化村落」を確立することにより民族観光事業に関与し,それを発展させている。特に有名な「マサイ族」は,観光事業における「観光注視」のターゲットであり,民族観光経済活動の重要な形態と考えられている。本稿では,いくつかの事例を提示することにより地域の経済的基盤としての民族観光の脆弱性を示した。ほとんどの「文化村落」は未婚男性による伝統的な跳躍ダンスと女性による歓迎歌のような類似した見せ物を提供している。調査した村落の中で,いくつかの村落は異なる戦略をとり,ユニークな「パフォーマンス」を提供している。ある村のメンバーは女性に限定されており,観光客へ彼女らのライフストーリーを語る。その物語はアフリカ人女性の典型的な窮状,家庭内暴力,若年齢での強制結婚,若齢妊娠,学校からの中退などであり,彼女達が村の避難者であることを語る。もう一つの村は授業料を得るために困難に直面している子供の物語を提供した。これらの物語はしばしば支援探索と関連しており,彼らはそれにより相当な金額を受ける。本稿では,「マサイ」民族観光における戦略の新しい傾向としてのこの現象を説明した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
観光,レクリエーション 
引用文献 (22件):
  • Kasfir, Sydney L (1999) “Samburu souvenirs: Representations of a land in amber,” in Ruth B. Phillips (ed.), Unpacking Culture, Berkeley, University of California Press, pp. 359-360.
  • Kasfir, Sydney L (2007) African Art and the Colonial Encounter: Inventing a Global Commodity, Bloomington, Indiana University Press.
  • Meiu, George Paul (2009) “Mombasa Morans: Embodiment, Sexual Morality, and Samburu Men in Kenya,” Canadian Journal of African Studies 43 (1): 105-128.
  • アーリ,ジョン (1995 [1990]) 『観光のまなざし-現代社会におけるレジャーと旅行』(加太宏邦訳)法政大学出版局.
  • アーリ,ジョン・ヨーナス・ラースン (2014 [2011]) 『観光のまなざし[増補改訂版]』(加太宏邦訳) 法政大学出版局.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る