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J-GLOBAL ID:201802245756455351   整理番号:18A0730793

飼料用米の給与形態や配合割合の違いが採卵鶏の生産性に及ぼす影響

著者 (4件):
資料名:
号: 17  ページ: 33-38  発行年: 2017年11月01日 
JST資料番号: Y0253B  ISSN: 1346-9746  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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給与飼料中のトウモロコシの約半量(飼料全体の約30%)または全量(同60%)を,丸粒玄米に置き換えた区を玄米半量区および玄米全量区,丸粒籾に置き換えた区を籾半量区および籾全量区,トウモロコシ主体飼料の対照区の計5区を設定し,日本飼養標準に示されている栄養水準を満たすように飼料配合し,採卵鶏ジュリア240羽を供試して169日齢から448日齢まで産卵諸性能等の調査を行った。産卵率,平均卵重,産卵日量およびハウユニットは,いずれの区でも対照区と同等な成績が得られた。また,鶏卵販売収入額に占める飼料費の割合は,対照区に比べ玄米半量区で1.6%,籾半量区で2.3%,玄米全量区で1.8%,籾全量区で1.5%低減した。卵黄中の脂肪酸組成については,玄米を配合した区では対照区に比べ一価不飽和脂肪酸割合が高く,多価不飽和脂肪酸割合が低くなったが,籾を配合した区では飼料中のエネルギー不足を補うため添加した油脂の影響によって対照区と同等な値となり,飼料用米の効果が不明瞭となった。以上から,トウモロコシを飼料用米(丸粒玄米,丸粒籾)に半量または全量代替しても,採卵鶏の産卵性や卵質に影響はみられず,配合飼料の蛋白質や代謝エネルギー含量を調整した飼料を給与することで,生産性を維持し飼料費の節減が可能であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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鶏  ,  配合飼料 
タイトルに関連する用語 (5件):
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