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J-GLOBAL ID：201802245769480755   整理番号：18A1777054

遠心式ファインショットピーニングの表面特性

著者 (3件)： 齊藤岬 (伊藤機工) ,  滝澤幸雄 (伊藤機工) ,  松井勝幸 (松井技術士事務所)
資料名： ショットピーニング技術
巻： 30  号： 3  ページ： 170-174  発行年： 2018年09月 
JST資料番号： L1943A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,新しい表面改質技術の一つとしてファインショットピーニングが実用化されている。その装置には,もっぱら空気式が用いられている。遠心式の適用範囲は投射材粒子径φ100μm以上とされており,φ100μm未満は難しいと考えられている。短時間で大面積を処理可能な遠心式においても,空気式と同等な疲労強度にかかわる残留応力などの表面特性が得られれば,適用範囲が拡大され,処理時間が短縮されるので,大幅に生産性が向上する。本研究では,遠心式によるファインショットピーニングの表面特性の評価を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *低合金鋼 ,  低炭素合金鋼 ,  表面改質 ,  *ショットピーニング ,  ピーニング ,  遠心力 ,  微粒子 ,  *表面性状 ,  表面硬化 ,  残留応力 ,  表面粗さ ,  応力分布 ,  押込硬さ ,  投射物体
準シソーラス用語： SCM415 ,  マイクロショットピーニング ,  ファインショットピーニング ,  表面特性 ,  圧縮性残留応力 ,  Vickers硬さ ,  硬さ分布

分類 (2件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O) ,  組織的硬化現象  (WB01020C)

引用文献 (8件)：

• 加賀谷忠治: 微粒子ピーニングによる表面改質技術, トライボロジー学会誌, Vol.47-No.12(2002), pp.869-875
• 江上登: 微粒子ピーニングによるハイブリッド表面改質鋼の疲労強度特性, トライボロジー学会誌, Vol.47-No.12(2002), pp.876-882
• 梅本実: 鉄鋼材料のショットピーニング等による表面ナノ結晶化, ばね技術研究会春季講演会講演論文集, (2003), pp.69-77
• (財)機械システム振興協会: 高速粒子衝突を利用した革新部材創製に関する調査研究報告書(2005), pp.12
• ショットピーニング技術協会編: 金属疲労とショットピーニング, pp.6-67

タイトルに関連する用語 (1件)： 表面特性