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J-GLOBAL ID:201802245837884270   整理番号:18A0998599

CCRKは癌免疫療法における新規シグナリングハブである【JST・京大機械翻訳】

CCRK is a novel signalling hub exploitable in cancer immunotherapy
著者 (8件):
資料名:
巻: 186  ページ: 138-151  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0031D  ISSN: 0163-7258  CODEN: PHTHDT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サイクリン依存性キナーゼ20(CDK20),または細胞周期関連キナーゼ(CCRK)と呼ばれるより一般的には,ヒト癌に対する強い結合を有するCDKファミリーの最新メンバーである。蓄積研究は,脳,結腸,肝臓,肺および卵巣から生じる癌におけるCCRKの一貫した過剰発現を報告している。CCRKのそのような異常なアップレギュレーションは,それが腫瘍病期分類,より短い患者生存と予後不良と相関するので,臨床的に有意である。興味深いことに,CCRKにより撹乱されたシグナル伝達分子は,グリア芽細胞腫,卵巣癌および結腸直腸癌における細胞周期調節因子CDK2,サイクリンD1,サイクリンEおよびRB,および肺癌におけるKeap1-Nrf2細胞保護経路を含む分岐および癌特異的である。肝細胞癌(HCC)において,CCRKはウイルス-宿主相互作用を仲介し,B型肝炎ウイルス関連腫瘍形成を促進する。さらなる機構解析により,CCRKは癌遺伝子及び腫瘍抑制遺伝子の転写及び後成的調節に対するAR,GSK3β,β-カテニン,AKT,EZH2及びNF-κBシグナル伝達から成る自己補強回路を調節することを明らかにした。特に,この回路におけるEZH2およびNF-κBは,腫瘍免疫回避を促進するためにIL-6産生を誘導することが最近示されている。一致して,肝癌前臨床モデルにおいて,CCRKのアブレーションは免疫抑制腫瘍微小環境を破壊し,抗腫瘍T細胞応答の増強を介して免疫チェックポイント遮断の治療効果を増強する。本レビューでは,癌免疫療法における新しいシグナル伝達ハブを代表するCCRKの多面的な腫瘍固有および外因性機能を要約した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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細胞生理一般  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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