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J-GLOBAL ID:201802245895044167   整理番号:18A1784305

竣工後30年を経過した免震建物に使用されている免震装置の性能検証

Performance Verification of Seismic Isolation Devices Used in a Base-Isolated Building for 30 Years
著者 (4件):
資料名:
号: 44  ページ: ROMBUNNO.8  発行年: 2018年09月01日 
JST資料番号: F0171C  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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竣工後30年を経過した免震建物に使用してきた積層ゴムとダンパーを建物から抜き取り,単体での基本特性を確認するとともに,限界性能や残存性能について調査した。その結果,30年使用した天然ゴム系積層ゴムの水平剛性は,経年による硬化を除き,面圧の違い等による影響はほとんど見られなかった。また,限界性能試験から,水平方向の変形性能は納品時と同等以上を確保しており,30年を超える実使用を経ても十分な変形能力を有していることが確認できた。鋼棒製ダンパーは,±5cmの繰返し載荷においてこれまで経験した地震等による疲労の影響が見られたものの安定した履歴を有し,十分なエネルギー吸収能力を有していた。これまで行った建物全体での評価にあわせ,積層ゴムとダンパーの単体試験結果からも,竣工後30年を経過した免震装置が必要な変形能力とエネルギー吸収能力を有していることを確認した。(著者抄録)
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