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J-GLOBAL ID:201802246013863065   整理番号:18A0787345

両生類皮膚細菌による遺伝子型と温度にわたる真菌病原菌の阻害【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of Fungal Pathogens across Genotypes and Temperatures by Amphibian Skin Bacteria
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 1551  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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共生細菌は病原体成長を阻害することにより宿主に対する感染症の影響を弱める可能性がある。しかし,病原体遺伝子型と環境条件にわたる異なる細菌分類群による病原体阻害の一般性の理解は限られている。細菌阻害特性は,保存戦略としてのプロバイオティック応用が提案されている両生類殺菌真菌病原体(Batrachochytrium dendrobatidisおよびBatrachochytrium salamandivorans)に対して特に興味がある。著者らは,2つの温度(12および18°C)において,6つのBatachochytrium遺伝子型に対して,森林地帯のサラマンダー皮膚から分離された5つの推定B.dendrobatidis阻害細菌の阻害強度を定量化した。著者らは,Batrachochytrium系統発生から6つの遺伝子型を選択した:B.salamandrivorans,B.dendrobatidis-ブラジル,およびB.dendrobatidisの4つの遺伝子型(GpL1:JEL647,JEL404;GPL2:SRS810,JEL423)。完全要因計画において96穴プレートチャレンジアッセイを実施した。全ての細菌に対する細菌阻害スコアに対する温度相互作用によりBatrachochytrium遺伝子型を検出し,細菌が病原体遺伝子型と温度に依存してBatrachochytriumを阻害する能力を変化させることを示した。Acinetobacter rhizaeraeは両温度(μ=46~53%)でB.salamandrivoransを中程度に阻害したが,B.dendrobatidis遺伝子型は阻害しなかった。Chrysseobacterium sp.は両温度(μ=5~71%)で3種のBatrachochytrium遺伝子型を阻害した。Pseudomonas sp.株1は,18°C(μ=5~100%)において,12°Cおよび4つのBatrachochytrium遺伝子型においてすべてのBatrachochytrium遺伝子型を阻害した。Pseudomonas sp.株2およびStenotrophomonas sp.は,両温度(μ=57~100%)において6つのBatrachochytrium遺伝子型すべてを強く阻害した。全ての細菌は一貫してB.salamandrivoransを阻害した。阻害スコアのクラスタ分析を用いて,より密接に関連したBatrachochytrium遺伝子型が一緒にグループ分けされ,細菌阻害強度がBatrachochytrium関連性に基づいて予測可能であることを示唆した。細菌株,Batrachochytrium遺伝子型及び温度の間で細菌阻害能力が変化すると結論した。病原体遺伝子型と温度にわたる細菌阻害機能の包括的理解は,両生類病生態における細菌共生生物の役割をより良く予測するために必要である。標的保存応用のために,著者らはそれらが広範囲の温度で広いスペクトル抗菌剤を生産する可能性が最も高いと同定された細菌株を使用することを推奨する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用 

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