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J-GLOBAL ID:201802246183368342   整理番号:18A0405652

金属有機りん酸塩を触媒としたバルク開環重合【Powered by NICT】

Metallic organophosphate catalyzed bulk ring-opening polymerization
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 732-742  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2349A  ISSN: 1759-9954  CODEN: PCOHC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脂肪族ポリエステルはバイオメディカル材料,食品包装及びドラッグデリバリーにおいて広く用いられている。二元触媒による触媒開環重合(ROP)を用い,有機触媒および金属錯体触媒と組み合わせて,これらの貴重なポリエステルへの強力な戦略である。重合における金属触媒作用と有機触媒反応を結合する試みでは,環状エステルと環状炭酸エステルのROPにおける二官能性触媒としての有機りん酸の金属塩の使用を示唆した。四金属有機リン系,すなわちリチウム, ナトリウム, マグネシウム,カルシウムジフェニルりん酸,脂肪族ポリエステルを得るための開始剤として3-フェニル-1-プロパノール(PPA)とトリメチレンカーボネート(TMC),δ-バレロラクトン及びラクチドのROPのための触媒として評価した。マグネシウムリン酸ジフェニル(MgDP)は比較的高い触媒活性と理想的な制御を示した。~1H NMRを用いて測定したPTMCsの分子量は理論値とよく一致した。~1H NMR,~13C NMR,及びMALDI-TOF MS測定は,開始剤および単量体を定量的に重合することを示した。種々の[TMC]0/[PPA]0/[MgDP]0比を有するバルク重合は,予想される分子量(Mn,NMR=3.21 11.7kg mol~ 1)と比較的狭い分散度(M_w/Mn=1.16 1.19)PTMCsが得られた。速度論研究,鎖延長実験とジブロック共重合体の合成はMgDP触媒ROPは制御/リビング様式で進行することを同定するために行われた。MgDP触媒ROPのための二官能性触媒機構は~1H NMR,~13C NMRと~31P NMR滴定実験から示唆された。MgDP触媒作用下でのバルクROPで生成したPTMCの生物学的安全性を評価するために,未処理PTMC試料はL929細胞株を用いてMTTアッセイにより試験した。90%以上の相対的な細胞生存率の結果は,潜在的な生物医学的応用のためのPTMCsの優れた細胞適合性を示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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共重合  ,  重合触媒,重合開始剤 
タイトルに関連する用語 (4件):
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