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J-GLOBAL ID:201802246198348907   整理番号:18A0807192

貯蔵前の寒冷順化に応答したキュウリ(Cucumis sativus)果実果皮における特異的に蓄積された蛋白質のプロテオミクス解析【JST・京大機械翻訳】

Proteomic Analysis of Differentially Accumulated Proteins in Cucumber (Cucumis sativus) Fruit Peel in Response to Pre-storage Cold Acclimation
著者 (3件):
資料名:
巻:ページ: 2167  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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収穫された果実はまだ生きている器官であり,環境刺激に応答する。低温貯蔵は収穫果実の寿命延長に有効であるが,低温障害も引き起こす可能性がある。低温順化は植物における低温耐性を誘導することが示されているが,寒冷順応により引き起こされるプロテオミクス変化は低温ストレスに対する防御に関連している。ここでは,5°Cで直接貯蔵された対照と比較して,10°Cでの3日間の予備貯蔵低温順化(PSCA)は,5°Cで保存されたキュウリにおける低温障害および二次病害の重症度をそれぞれ51および94%減少させた。キュウリ果皮のプロテオーム解析により,PSCA処理後の21の有意差蓄積蛋白質(SDAPs)とその後の低温貯蔵後の23(PSCA+CS)を同定した。これらの蛋白質は主にストレス応答と防御(SRD),エネルギー代謝,蛋白質代謝,シグナル伝達,一次代謝,転写に関連している。SRD蛋白質は,それぞれ21の37%を占め,23の47%はSDAPの最大クラスを示したが,1つの蛋白質はアップレギュレーションされ,防御応答に関与する蛋白質の蓄積はPSCAによりもたらされたプロテオームプロファイル変化の中心的特徴であることを示唆した。PSCA処理直後の果実において,同定されたSDAPは,低温,塩ストレス,脱水,菌類,細菌,昆虫,およびDNA損傷を含む様々なストレスに対する応答に関連している。しかし,長期冷蔵後に,順化果実の標的蛋白質は低温および病原体に対する防御に関与するものに対する範囲で狭くなった。上方制御された分化蓄積蛋白質の大部分の転写レベルにおける変化パターンは,蛋白質レベルにおけるそれらと高度に一致した。これらの結果は,短時間低温順化がキュウリ果実において最初に包括的防御応答を開始したが,長期貯蔵は低温に対してより特異的に応答を変化させることを示唆した。これらの知見は寒冷順応に対する植物の分子応答の理解に加える。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物の生化学 

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