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J-GLOBAL ID：201802246218095749   整理番号：18A0996413

226Raと133Baの存在下での重晶石再結晶【JST・京大機械翻訳】

Barite recrystallization in the presence of ²²⁶Ra and ¹³³Ba

著者 (5件)： Heberling Frank (Karlsruhe Institute of Technology, Institute for Nuclear Waste Disposal, PO Box 3640, 76021 Karlsruhe, Germany) ,  Metz Volker (Karlsruhe Institute of Technology, Institute for Nuclear Waste Disposal, PO Box 3640, 76021 Karlsruhe, Germany) ,  Bottle Melanie (Karlsruhe Institute of Technology, Institute for Nuclear Waste Disposal, PO Box 3640, 76021 Karlsruhe, Germany) ,  Curti Enzo (Paul Scherrer Institute, Laboratory for Waste Management, 5232 Villigen PSI, Switzerland) ,  Geckeis Horst (Karlsruhe Institute of Technology, Institute for Nuclear Waste Disposal, PO Box 3640, 76021 Karlsruhe, Germany)
資料名： Geochimica et Cosmochimica Acta  (Geochimica et Cosmochimica Acta)
巻： 232  ページ： 124-139  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0062A  ISSN： 0016-7037  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (Ba,Ra)SO_4に関する研究の長い歴史にもかかわらず,種々の最近の研究は,その形成過程と熱力学の理解を改善することを目的としている。(Ba,Ra)SO_4における天然Ra同位体(主に~226Raと~228Ra)の蓄積は,多くの地質工学的応用と水淡水化施設において重要な役割を果たしている。原子力廃棄物処分場の近傍において,重晶石形成は,例えば,使用済み核燃料の接触または地下水を含む硫酸塩とのガラス化高レベル廃棄物の結果として期待され,漏れによる廃棄物からのRaの潜在的放出を制御する可能性がある。ここでは,初期Ra2+濃度とpHの関数として,以前の研究(Curtiら,2010;Klinbergら,2014;Brandtら,2015)で使用されている,初期Ra2+濃度とpHの関数として,長期間バッチ型重晶石再結晶実験の結果を示した。約133Baと~226Raの同時測定により,著者らのデータは,以前の研究と比較して,より正確な分配係数をもたらす,~226Ra取り込みと重晶石再結晶との直接的関係を可能にする。5年の反応期間の間,重晶石は連続的に再結晶化する。調べたラジウム濃度範囲(Ba_(1-_X_)Ra_XSO_4)内で,D=2.1±0.5の分配係数を測定した。分配係数は,実験期間のほぼ5年(1793日)の間,不確実性の範囲内で一定であった。この値は,(Ba,Ra)SO_4を,エンドメンバー重晶石(log_10(K_SP(barite))=-9.97)の溶解度積(K_SP)と硫酸ラジウム(log_10(K_SP(RASO_4))=-10.26;無次元Guggenheimパラメータ,a_0=0.0±0.3)に基づく理想固溶体として示した。RASO_4の溶解度に関連する不確実性を考慮すると,以前の理論的結果(a_0=1.0±0.4)に対する明らかな矛盾が解決される可能性がある。以前の文献の結果と比較して,再結晶はここで示した実験で非常に遅い。これまでの著者らは,3年以内にバルク微結晶質バーライトの完全な平衡を示唆していたが,5年以内には7%以下の重晶石質量の再結晶が観察されている。新しい改良均一再結晶モデルによる再結晶の進展について述べた。観察した再結晶速度は0.11~1.5nmol/(m~2s)の範囲にあり,pHの低下と共に増加した。この改良された均一再結晶モデルによると,約1400~16900年において,完全な塊状重晶石平衡が期待される。著者らの実験における強く減少した再結晶速度は,XRD研究によると,強く延長された予備平衡時間(0.8年)に関連している可能性があり,これは,重晶石粉末のより高い結晶性(より高い結晶ドメインサイズとより低いDebye-Wallerパラメータ)をもたらす。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 硫酸塩 ,  熱力学 ,  微結晶 ,  固溶体 ,  地下水 ,  モデル ,  硫酸 ,  溶解度 ,  同時計測 ,  粉体 ,  *再結晶 ,  *重晶石 ,  X線回折 ,  高レベル廃棄物 ,  *ラジウム

著者キーワード (8件)： 重晶石 ,  ラジウム ,  (Ba Ra)SO_4 ,  固溶体 ,  再結晶 ,  動力学 ,  熱力学 ,  ノルム

分類 (2件)： 地球化学一般  (DD01010E) ,  その他の同位体地球化学  (MC03020J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 133Ba ,  重晶石 ,  再結晶