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J-GLOBAL ID：201802246262057895   整理番号：18A0465463

微生物共生体の食作用は深海寒帯海綿動物Geodia barrettiのための炭素と窒素収支のバランスをとる【Powered by NICT】

Phagocytosis of microbial symbionts balances the carbon and nitrogen budget for the deep-water boreal sponge Geodia barretti

著者 (6件)： Leys S. P. (Department of Biological Sciences, University of Alberta, Edmonton, Alberta, Canada) ,  Kahn A. S. (Department of Biological Sciences, University of Alberta, Edmonton, Alberta, Canada) ,  Fang J. K. H. (Institute of Marine Research, Bergen, Norway) ,  Fang J. K. H. (Department of Applied Biology and Chemical Technology, The Hong Kong Polytechnic University, Hung Hom, Kowloon, Hong Kong) ,  Kutti T. (Institute of Marine Research, Bergen, Norway) ,  Bannister R. J. (Institute of Marine Research, Bergen, Norway)
資料名： Limnology and Oceanography  (Limnology and Oceanography)
巻： 63  号： 1  ページ： 187-202  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0551A  ISSN： 0024-3590  CODEN： LIOCAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Geodia barrettiは北大西洋とノルウェー海の大陸棚上の高密度集団を形成する大量のほぼ球形のスポンジである。遠隔操作車両を用いて採取し,160mの深さから未ろ過水の高い体積を持つ大型タンクで維持された個々のスポンジの代謝を研究した。直接法(In Ex)を用いてスポンジによる流出流量,酸素除去,および炭素や栄養素のフラックスを測定した。G.barrettiは他のスポンジと比較して非常に低い比ろ過(0.26mL・分・~ 1mL~( 1)スポンジ組織)および低呼吸(5.34±0.98nmol O_2分~ 1mL~( 1)スポンジ組織;8.44±1.51μO_2H~( 1)gC~ 1)率を持っていた。窒素の正味放出はNO_3~-として検出された。細菌は99%までの効率を持つろ過水から除去され,スポンジのわずか5%全炭素収支はまだ11例であった残りは溶存有機炭素とデトリタスから成っていた。高細菌除去は各襟細胞フィルタのカラーを囲む細胞のタイトガスケットの存在によって支援した。ポテンシャルバイパス管の試験は蛍光性ミクロスフェアの除去を示したそれらは,給餌後5 12時間で排出された。電子顕微鏡写真はスポンジへのEscherichia coliの能動的取込「供給」としてmesohyl海綿細胞による共生微生物の食作用を示した。これらのデータは,深海高微生物豊度海綿動物における代謝の最初の包括的な研究を行った。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 栄養素 ,  大腸菌 ,  遠隔制御 ,  *海綿動物 ,  *窒素 ,  *微生物 ,  *食作用 ,  大陸棚 ,  北大西洋 ,  フィルタ ,  ミクロスフェア ,  *深海 ,  脱酸素 ,  *炭素
準シソーラス用語： スポンジ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 微生物 ,  共生体 ,  食作用 ,  深海 ,  寒帯 ,  海綿動物 ,  炭素 ,  窒素収支 ,  バランス