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J-GLOBAL ID:201802246408752348   整理番号:18A1140270

KB-R7943は新生児のグルタミン酸モノナトリウム処理により誘導されたニューロン損傷後の成体ラットにおける4-アミノピリジン誘発てんかん様活性を低下させる【JST・京大機械翻訳】

KB-R7943 reduces 4-aminopyridine-induced epileptiform activity in adult rats after neuronal damage induced by neonatal monosodium glutamate treatment
著者 (7件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 27  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7325A  ISSN: 1423-0127  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】新生児グルタミン酸ナトリウム(MSG)治療は興奮毒性を誘発し,てんかん発生につながる可能性のあるいくつかの脳領域に影響を及ぼす変性過程を誘発する。Na+/Ca2+交換体(NCX1-3)はCa2+脳ホメオスタシスに関与する;通常,それらは細胞炎症を制御するためにCa2+を抽出するが,損傷後およびてんかんにおいて,それらは逆モードで作用することによりCa2+を導入し,損傷を増幅する。海馬におけるNCX3発現の変化は,新生児MSG処理直後に報告されている。本研究において,entorhinal皮質(EC)と海馬(Hp)におけるNCX1-3の発現レベル;そして,4-アミノピリジン(4-AP)によって誘発された発作に及ぼすNCXsの遮断の影響を,新生児MSG治療後の成体ラットにおいて分析した。KB-R7943はNCXs遮断薬として適用されたが,逆モードではNCX3に対してより選択的であった。【方法】新生児のMSG治療を,出生後の日(PD)1,3,5,および7(体重の4g/kg,s.c.)の新生児雄ラットに適用した。ウェスタンブロット分析を,構成蛋白質としてのβ-アクチンの発現に対する相対的な方法でNCX1-3蛋白質の発現レベルを推定するために,ECとHpからの総蛋白質抽出物について行った。ECとHpの電気泳動活性は,4-AP(3nmol)とKB-R7943(62.5pmol),単独または併用の脳室内(i.c.v.)注入の前後に得られた。全ての実験をPD60で行った。行動変化も記録した。【結果】新生児MSG処置は,研究した領域におけるNCX3蛋白質の発現を有意に増加させた。4-AP誘導てんかん型活性は対照よりMSG処理ラットで有意に高く,4-APと共投与したKB-R7943は対照よりもMSG処理ラットでより顕著な方法でてんかん様活性を低下させた。【結論】新生児MSG治療の長期効果は,ECおよびHpにおけるNCXs(主にNCX3)の機能的発現の増加を含み,それは,成人期の4-APによって誘発された発作に及ぼすKB-R7943の影響を改善すると考えられる。ここで得られた結果は,NCXsの遮断が興奮毒性過程後の発作制御を改善できることを示唆する;しかし,これはよりよく研究されなければならない。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学 
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