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J-GLOBAL ID：201802246454547715   整理番号：18A0148088

南氷洋メソ動物プランクトン群集の空間分布は長期地表温暖化に弾力的である【Powered by NICT】

Spatial distributions of Southern Ocean mesozooplankton communities have been resilient to long-term surface warming

著者 (3件)： Tarling Geraint A. (British Antarctic Survey, Natural Environment Research Council, Cambridge, UK) ,  Ward Peter (British Antarctic Survey, Natural Environment Research Council, Cambridge, UK) ,  Thorpe Sally E. (British Antarctic Survey, Natural Environment Research Council, Cambridge, UK)
資料名： Global Change Biology  (Global Change Biology)
巻： 24  号： 1  ページ： 132-142  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2590A  ISSN： 1354-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動への海洋プランクトン群集の生物地理学的応答は海洋食物網の将来安定性と地球の生物地球化学的循環の機能に大きな影響を及ぼす。温度はこれらの群集の分布を決定する上で重要な役割を果たし,熱エンベロープが狭い場合海洋温暖化は主要な分布シフトの原因となり,特に極域における可能性を持っている。海面温度二の明確な期間の間,約60年後に関連したプランクトン豊度を調べることにより南大洋メソ動物プランクトン群集の空間分布に及ぼす長期海洋温暖化の影響を考察した。分析は南大洋の南西大西洋セクターにおける16種の主要な中型動物プランクトン分類群(バイオマス及び大量入手性の点で)を考慮し,純試料と発見(1926 1938)と現代キャンペーン(1996 2013)中に収集した現場温度記録。海表面温度は二年代の間の0.74°Cで有意に増加していることが分かった。群集豊度がピークに対応する海面温度は現代で有意に高かった,0.98°C空間投影は,コミュニティピーク豊度の地理的位置は,海表面等温線の極側の進歩にもかかわらず,二年代の間の同じ構造を保持していたことを示した。地域は1920s 1930sと同じ熱エンベロープ内のままで残っていたなら,地域ピーク量は現代の南500kmである。北半球における研究は,カラヌス目カイアシ類のような,支配的な分類群はそれらの熱ニッチと追跡表面等温線極方向を保存されたことを見出した。これは南大洋で生じていないという事実は,特に食物アベイラビリティとその下の水塊の特性,他の選択的圧力は,この領域での空間分布に大きな制約を与えることを示唆した。は,この地域が海面温暖化の現在のレベルまで熱的に弾力性のあることを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 地理学 ,  海面水温 ,  *空間分布 ,  海洋 ,  生物地球化学的循環 ,  海面 ,  *プランクトン ,  南極 ,  *温暖化 ,  *動物プランクトン ,  バイオマス ,  *南極海
準シソーラス用語： 分類群 ,  食物網 ,  生物地理学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 適応 ,  南極 ,  カイアシ類 ,  海洋温暖化 ,  遠洋 ,  極性

分類 (3件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 南氷洋 ,  動物 ,  プランクトン ,  群集 ,  空間分布 ,  長期 ,  地表 ,  温暖化