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J-GLOBAL ID：201802246484055575   整理番号：18A0428324

修飾オリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーション特性の正確な熱力学的特性化への新しいアプローチ:デオキシリボおよびグリシンモルホリンpentaadeninesの比較研究【Powered by NICT】

A new approach to precise thermodynamic characterization of hybridization properties of modified oligonucleotides: Comparative studies of deoxyribo- and glycine morpholine pentaadenines

著者 (7件)： Golyshev Victor M. (Institute of Chemical Biology and Fundamental Medicine, SB RAS, 8 Lavrentiev Avenue, Novosibirsk 630090, Russia) ,  Golyshev Victor M. (Novosibirsk State University, 2 Pirogova Street, Novosibirsk 630090, Russia) ,  Abramova Tatyana V. (Institute of Chemical Biology and Fundamental Medicine, SB RAS, 8 Lavrentiev Avenue, Novosibirsk 630090, Russia) ,  Pyshnyi Dmitrii V. (Institute of Chemical Biology and Fundamental Medicine, SB RAS, 8 Lavrentiev Avenue, Novosibirsk 630090, Russia) ,  Pyshnyi Dmitrii V. (Novosibirsk State University, 2 Pirogova Street, Novosibirsk 630090, Russia) ,  Lomzov Alexander A. (Institute of Chemical Biology and Fundamental Medicine, SB RAS, 8 Lavrentiev Avenue, Novosibirsk 630090, Russia) ,  Lomzov Alexander A. (Novosibirsk State University, 2 Pirogova Street, Novosibirsk 630090, Russia)
資料名： Biophysical Chemistry  (Biophysical Chemistry)
巻： 234  ページ： 24-33  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0824A  ISSN： 0301-4622  CODEN： BICIAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい誘導体の開発と分子生物学,バイオテクノロジー,遺伝子診断,及び医薬の目的のための核酸の類似体は,過去二年間のためのホットスポットとなっている。メチレンカルボアミド(グリシン)モルホリンオリゴマ類似体(gM)はDNAとRNAとの配列特異的複合体を形成する能力のため,有望な治療候補であると思われる。本論文では,相補的テンプレートを用いたタンデムオリゴヌクレオチド複合体のハイブリダイゼーションの熱力学的パラメータの決定への新しいアプローチを述べた。テンプレートを用いた個別オリゴマの結合,二つの隣接二本鎖フラグメント(ニック)のヘリックス-ヘリックス界面での協同的接触の形成に対応するエンタルピーとエントロピーの変化を決定することが可能である。種々のオリゴマ濃度,イオン強度,およびpHで異なる長さのモデルタンデム錯体系を実験的に解析した。天然および修飾オリゴマの錯体生成の熱力学的パラメータの分析は,ハイブリダイゼーションのより高いGibbs自由エネルギー値と標準条件(1M NaCl, pH7.2)下でのヘリックス-ヘリックス界面でのモルホリン含有錯体の協同的相互作用を明らかにした。さらにイオン強度とpHで改質されたオリゴマのハイブリダイゼーション特性の比較解析をモルホリン骨格の電荷状態と観察された効果の熱力学的起源を決定することを可能にする。pHを5.5にの減少は内部モルホリン窒素のプロトン化をもたらすことが分かった。得られた結果は,提案したモデルの正確さと高精度で短い天然および修飾オリゴマの熱力学パラメータを評価する可能性を証明した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 錯体生成 ,  類似物質 ,  DNA【核酸】 ,  モデリング ,  界面 ,  *分子ハイブリダイゼーション ,  オリゴマ ,  *熱力学 ,  分子生物学 ,  *オリゴヌクレオチド ,  イオン強度 ,  複合体 ,  RNA【核酸】 ,  エントロピー ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： 熱力学パラメータ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 熱力学的パラメータ ,  核酸誘導体 ,  グリシンモルホリンオリゴヌクレオチド ,  タンデム複合体 ,  連続積層ハイブリダイゼーション ,  スタッキング

分類 (3件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド  (CF10060K) ,  生物学的機能  (EB04020F)

物質索引 (1件)： モルホリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 修飾 ,  オリゴヌクレオチド ,  ハイブリダイゼーション ,  熱力学的特性 ,  研究