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J-GLOBAL ID：201802246500241224   整理番号：18A0556656

全固体電池の最新開発動向と自動車への応用可能性 単相型リン酸塩系全固体Naイオン電池

著者 (2件)： 猪石篤 (九大 エネルギー基盤技術国際教育研究セ) ,  岡田重人 (九大 先導物質化研)
資料名： 月刊車載テクノロジー  (車載テクノロジー)
巻： 4  号： 5  ページ： 7-9  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： F1332A  ISSN： 2432-5694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・硫化水素を発生せず取扱いが容易な酸化物系の電解質を用いる全固体電池において,焼付時の副反応物生成による電極との界面抵抗増加の問題の根本的解決となる正・負極,電解質を単一材料で構成する技術の紹介。
・リン酸基を有する材料に着目して研究した結果,Na_2.6V_1.6Zr_0.4(PO₄)₃が,電解質に求められる高いイオン伝導度と電極に求められる高い電子伝導度を共に満足することを確認。
・室温で充放電動作が可能な電池セルの試作に成功。

シソーラス用語： ジルコニウム化合物 ,  ナトリウム化合物 ,  リン酸塩 ,  超イオン伝導体 ,  二次電池 ,  *電気自動車 ,  ハイブリッド自動車 ,  電気伝導 ,  *固体電解質 ,  固体電解質電池 ,  酸化物 ,  電極 ,  電極材料
準シソーラス用語： NASICON ,  *ナトリウムイオン電池 ,  全固体電池 ,  電極界面 ,  *界面抵抗

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (5件)：

• K. Park, B. Yu, J. Jung, Y. Li, W. Zhou, H. Gao, S. Son, J. Goodenough, Chem. Mater., 2016, 28, 8051-8059
• S. Ohta, S. Komagata, J. Seki, T. Saeki, S. Morishita, T. Asaoka, J. Power Sources, 2013, 238, 53-56
• A. Inoishi, T. Omuta, E. Kobayashi, A. Kitajou, S. Okada, Adv. Mater. Int., 2017, 4, 1600942-1600946
• L. S. Plashnitsa, E. Kobayashi, Y. Noguchi, S. Okada, J. Yamaki, J. Electrochem. Soc., 2010, 157, A536-A543
• Y. Yoshinori, E. Kobayashi, L. S. Plashnitsa, S. Okada, J. Yamaki, Electrochim. Acta, 2013, 101, 59-65

タイトルに関連する用語 (9件)： 全固体電池 ,  開発動向 ,  自動車 ,  応用 ,  可能性 ,  単相 ,  リン酸塩 ,  全固体 ,  Naイオン電池