文献
J-GLOBAL ID:201802246530065681   整理番号:18A1507401

酸化ストレス誘導による悪性黒色腫細胞を損傷する低温大気圧ヘリウムプラズマジェット【JST・京大機械翻訳】

Low-Temperature Atmospheric Pressure Helium Plasma Jet Damages Malignant Melanoma Cells by Inducing Oxidative Stress
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2805-2813  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0036B  ISSN: 0093-3813  CODEN: ITPSBD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文は,大気圧プラズマジェット(APPJ)が,酸化ストレスの誘導を通してin vitroで培養された悪性メラノーマ(B16-BL6細胞)を損傷する機構を同定することを目的とした。異なる時間持続時間でAPPJに曝露した後,細胞生存性,細胞形態,DNA損傷,細胞内活性酸素種(ROS)および抗酸化能を含む一連の生化学的パラメータと共に,H2O2およびNO2-内部細胞培養培地の反応性種を測定した。結果は,プラズマ照射媒体中のH2O2とNO2-の明らかな増加があることを明らかにした。そして,細胞生存性,細胞内総抗酸化能(T-AOC)およびグルタチオン(GSH)含有量は,非処理細胞,すなわち0-s群(p<0.05)と比較して,時間依存的にAPPJへの曝露により減少した。さらに,細胞内マロンジアルデヒド(MDA),ROS含有量および細胞損傷の程度は,30,60および90秒のプラズマ処理により有意に増加した(p<0.05)。さらに,遊離ラジカルスカベンジャーであるN-アセチルシステインによる前処理は,細胞生存率,T-AOCおよびGSH含有量の減少,MDAの増加,ROS含有量,およびAPPJへの90s曝露によって引き起こされた細胞損傷の程度を著しく防ぐことができた。これらの研究結果は,低温プラズマが,細胞成分に対する酸化ストレス誘発損傷を最終的に引き起こす,気相および液相で発生する活性酸素および窒素種により誘導される細胞内のROSを介して,メラノーマ癌細胞に対する細胞毒性効果を示すことを示唆する。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
滅菌法  ,  プラズマ応用 

前のページに戻る