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J-GLOBAL ID：201802246533029134   整理番号：18A0904232

ビリルビンはSDラット脳幹ニューロンのシナプス小体Ca2+過負荷を引き起こす。【JST・京大機械翻訳】

Bilirubin-induced calcium overload in synaptosomes isolated from brainstem neurons of rats

著者 (4件)： Li Danping (上海交通大学附属第六人民医院耳鼻咽喉頭頚外科,上海,200233) ,  Lai Ke (上海交通大学附属第六人民医院耳鼻咽喉頭頚外科,上海,200233) ,  Wang Jiping (上海交通大学附属第六人民医院耳鼻咽喉頭頚外科,上海,200233) ,  Shi Haibo (上海交通大学附属第六人民医院耳鼻咽喉頭頚外科,上海,200233)
資料名： Shanghai Jiaotong Daxue Xuebao. Yixueban  (Shanghai Jiaotong Daxue Xuebao. Yixueban)
巻： 37  号： 11  ページ： 1458-1462  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2139A  ISSN： 1674-8115  CODEN： SJDXB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:ビリルビン暴露がSDラット脳幹ニューロンシナプス小体遊離カルシウム濃度([Ca2+]i)に与える影響を検討する。方法:生後714日のSDラット40匹を無作為に3群に分け、それぞれ対照群、ビリルビン群(濃度0.1、1,10μmol/L)及びビリルビン+グリシンウルソデオキシコール酸(GUDCA)介入群とした。ショ糖密度勾配遠心法により、脳幹ニューロンのシナプス小体を精製し、光学顕微鏡と透過型電子顕微鏡を用いてシナプス小体の活性を検証し、OG-BAPTAをカルシウムイオン蛍光プローブとし、共焦点レーザー走査顕微鏡下で異なる条件下でのシナプス小体の蛍光強度のリアルタイム変化を観察した。結果:活性を有するSDラット脳幹ニューロンのシナプス小体を獲得した。対照群において、観察時間の推移に伴い、シナプス小体の蛍光強度はゆっくりと上昇した。ビリルビン群は,より強力で,曝露時間及び濃度と関連した(主体内,主体間効果検定,P<0.05)。GUDCA単独投与は実験系の蛍光強度上昇傾向を変化しなかった(対照群と比べ、P=0.656)が、GUDCA介入はビリルビン暴露による蛍光強度の上昇程度、特に高濃度(10μmol/L)ビリルビンを降下させた。【結語】ビリルビンは,シナプス小体のカルシウム過負荷を誘発でき,曝露濃度と時間の間に正相関があった。GUDCAはビリルビンによるシナプス小体カルシウム過負荷に対して抑制作用があり、この経路を通じてビリルビン神経毒性を拮抗するかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カルシウム ,  *脳幹 ,  *過負荷 ,  *シナプス ,  *ニューロン ,  光学顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  密度勾配遠心 ,  神経毒性 ,  ラクタム ,  ポリエン ,  ビニル化合物 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： 蛍光強度 ,  蛍光プローブ ,  カルシウムイオン ,  カルシウム濃度 ,  *Sprague-Dawleyラット , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： bilirubin ,  synaptosome ,  intracellular calcium ,  glycoursodeoxycholic acid ,  fluorescent probe

分類 (4件)： 生体計測  (EL03020C) ,  腫ようの外科療法  (GE03033T) ,  動物用医薬品  (FE01050B) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

物質索引 (1件)： ビリルビン

タイトルに関連する用語 (6件)： ビリルビン ,  SDラット ,  脳幹 ,  ニューロン ,  シナプス ,  過負荷