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J-GLOBAL ID：201802246627172999   整理番号：18A0630417

山地河川における土砂流出特性の支配要因に関する一考察

Comparative data analyses for controlling factors in sediment runoff in mountainous rivers

著者 (9件)： 木村詩穂 (日本工営) ,  内田太郎 (国土技術政策総合研) ,  田中健貴 (国土交通省 近畿地方整備局 大規模土砂災害対策技セ) ,  井内拓馬 (建設環境研) ,  桜井亘 (国土技術政策総合研) ,  杉山実 (日本工営) ,  田方智 (日本工営) ,  松田悟 (日本工営) ,  伊藤隆郭 (日本工営)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 70  号： 6  ページ： 46-53  発行年： 2018年03月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 流域内の流域モニタリングと土砂管理において,掃流砂とウォッシュロードはパイプ型ハイドロホンや濁度計などの間接的方法を用いて測定されており,これらのモニタリングを日本の山地流域におけるおよそ90の地点で行った。流域特性に対する土砂流出の差に関する比較研究に関する調査は少ない。本研究では,土砂流出と関連する支配要因の特性について,水理と土砂流出の異なる特性を有する典型的な6流域におけるモニタリングデータを用いて論じた。流量と掃流砂量についての土砂流出によっていくつかのグループに分類した。本研究のデータ分析を通じ,土砂と流量のモニタリングは,流域モニタリングに対する効果的なツールであり得る。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ハイドロホン ,  混濁度計 ,  *土砂流出 ,  *流出特性 ,  因子 ,  *山地河川 ,  管理 ,  監視 ,  流送土砂 ,  流域特性 ,  データ解析 ,  流量 ,  日本
準シソーラス用語： 支配要因 ,  掃流砂 ,  濁度計 ,  土砂管理

分類 (1件)： 一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (24件)：

• 水山高久・野中理伸・野中伸久:音響法(ハイドロフォン)による流砂量の連続計測,砂防学会誌,Vol.49, No.4, p.34-37, 1996
• 藤田正治・澤田豊明・水山高久:山地小流域における土砂動態のモニタリング手法,京都大学防災研究所年報, No.46, B,2003
• 岡本敦・内田太郎・鈴木拓郎:山地河道における流砂水文観測の手引き(案),国土技術政策総合研究所資料, No.686,2012
• 岡本敦・内田太郎・鈴木拓郎・中川和男・田方智・松岡暁:山地流域における流砂観測データの収集及び解析, 平成24年度砂防学会研究発表会概要集,p.176-177,2012
• 内田太郎・田中健貴・蒲原潤一・吉村暢也・鶴田謙次: ハイドロフォンによる観測に基づく山地流域の掃流砂の流出特性,平成27年度砂防学会研究発表会概要集B,p. B20-B21,2015

タイトルに関連する用語 (5件)： 山地河川 ,  土砂 ,  流出特性 ,  支配 ,  要因