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J-GLOBAL ID：201802246652529897   整理番号：18A0783446

M1およびM3ムスカリン性アセチルコリン受容体を欠くマウスは匂い識別と学習を損なう【JST・京大機械翻訳】

Mice Lacking M1 and M3 Muscarinic Acetylcholine Receptors Have Impaired Odor Discrimination and Learning

著者 (8件)： Chan Wilson (Department of Biology, University of Maryland) ,  Singh Sanmeet (Department of Biology, University of Maryland) ,  Keshav Taj (Department of Biology, University of Maryland) ,  Dewan Ramita (Department of Biology, University of Maryland) ,  Eberly Christian (Department of Biology, University of Maryland) ,  Maurer Robert (Department of Biology, University of Maryland) ,  Nunez-Parra Alexia (Instituto de Ciencias Biomedicas, Universidad Autonoma de Chile) ,  Araneda Ricardo C. (Department of Biology, University of Maryland)
資料名： Frontiers in Synaptic Neuroscience (Web)  (Frontiers in Synaptic Neuroscience (Web))
巻： 9  ページ： 4  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7101A  ISSN： 1663-3563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コリン作動系は,感覚ゲーティングの状態依存性調節を生じる嗅覚球(OB)への広範な投射を有する。以前の研究は,OBニューロン,特にM1受容体の興奮性の調節におけるムスカリン性アセチルコリン(ACh)受容体(mAChRs)の顕著な役割を示している。ここでは,これらの受容体,M1-/-およびM1/M3-/-ノックアウト(KO)マウスの遺伝的欠損を有するマウスを用い,嗅覚処理に対するM1およびM3 mAChRサブタイプの寄与を検討した。M1およびM3mAChRsの遺伝的アブレーションは,立体異性体を含む密接に関連した分子の臭気識別における有意な欠損をもたらした。しかし,異種分子の識別,社会的臭気(例えば,尿)および新しい物体認識は影響を受けなかった。加えて,KOマウスは,より遅い速度で匂いを識別するために,連想的な学習課題における学習障害を示し,短いおよび長期的記憶の両方がmAChR機能不全により破壊されることを示した。興味あることに,KOマウスは若い年齢で嗅覚神経形成の低下を示し,高齢動物では維持されなかった。老齢動物において,嗅覚欠損は嗅覚濃縮環境に曝露後にOBに統合された新生ニューロン数を増加させることにより回復でき,ムスカリン性調節と成体神経形成は嗅覚処理を改善する嗅覚系により用いられる2つの異なる機構であることを示唆した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 機能障害 ,  成人 ,  M1受容体 ,  ニューロン ,  学習障害 ,  興奮 ,  嗅覚器 ,  成体 ,  *嗅覚 ,  動物 ,  嗅神経 ,  嗅球 ,  副交感神経 ,  酸素複素環化合物 ,  第四アンモニウム ,  側鎖アミンアルカロイド ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： 神経発生 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 嗅覚 ,  顆粒細胞 ,  阻害 ,  嗅覚弁別 ,  成人の神経形成

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (1件)： ムスカリン

タイトルに関連する用語 (5件)： ムスカリン性アセチルコリン受容体 ,  マウス ,  匂い ,  識別 ,  学習