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J-GLOBAL ID:201802246873133637   整理番号:18A0960959

余剰スラッジの中温嫌気性消化に及ぼすオキシテトラサイクリンの慢性的影響:加水分解酸性化の阻害と抗生物質耐性の強化【JST・京大機械翻訳】

Chronic impacts of oxytetracycline on mesophilic anaerobic digestion of excess sludge: Inhibition of hydrolytic acidification and enrichment of antibiotic resistome
著者 (6件):
資料名:
巻: 238  ページ: 1017-1026  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗生物質を含むバイオマスの中温嫌気性消化(AD)中の性能と抗生物質耐性の発達に及ぼすオキシテトラサイクリン(OTC)の慢性的影響を評価した。中温ADは,265日の期間にわたって20日の固体保持時間の下で,OTC(0~1000mg・L(-1))の濃度を増加させた都市余剰スラッジを常に供給することによって,完全撹拌槽反応器で行った。その結果,消化汚泥中のOTC濃度が約18,000mg・kg(-1)(OTC用量,1000mg・L(-1))に増加したとき,中温性ADのメタン生成が阻害され,発酵と酸生成細菌の阻害によることを示した。メタゲノム配列決定とハイスループット定量的PCR分析により,テトラサイクリン耐性遺伝子が,全実験期間を通して主要な抵抗性サブタイプとしてtetG,tetX,tetM,tetR,tetQ,tetO,tetLを持つ耐性において最も優勢なタイプ(38.47~43.76%)であることを示した。これらのtet遺伝子の相対的存在量は,OTC(消化汚泥中のOTC濃度,8.97mgkg(-1))を40mgL(-1)(消化汚泥中のOTC濃度,528.52mgkg(-1))の用量で添加した後に,2.10×10-1から2.83×10-1(p<0.05)に増加した。さらに,インテグロン,トランスポゾンおよびプラスミドを含む移動性遺伝要素も,OTC用量の増加に伴って濃縮された。部分正準対応分析に基づいて,抗生物質耐性変異への水平(移動元素変化)と垂直(細菌群集シフト)遺伝子移動の寄与は,それぞれ29.35%と21.51%であった。したがって,加水分解酸性化の阻害と抗生物質耐性の濃縮を考慮すると,中温ADは200mg・L(-1)より高いOTC濃度を含むバイオマスを直接処理することは示唆されない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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