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J-GLOBAL ID:201802246917401101   整理番号:18A1341331

疎水性スポット被覆面を用いたループ熱サイフォンの熱伝達増強

Heat transfer enhancement of a loop thermosyphon with a hydrophobic spot-coated surface
著者 (8件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: JTST0011(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0023A  ISSN: 1880-5566  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,強化沸騰面を有する,密閉式二相熱サイフォンの熱伝達特性が調査され,銅鏡面の値と比較された。二相冷却は,熱工学応用に広く使用され,単相液体冷却よりも,かなり効率的である。銅基板上の疎水性円形スポット(直径0.5~2mm,ピッチ1.0~3mm)のパターンで被覆された蒸発器面は,作動流体の水による,非常に高い熱伝達率と,低い初期温度オーバーシュートを実現した。疎水性スポット被覆面上の,大気圧以下の沸騰は,かなり良好な熱伝達性能を示した。30Wから260Wまでの熱負荷下での実験は,被覆面が,気泡核生成箇所密度を増すことにより,核沸騰性能を増強することを明らかにした。直径1mmおよびピッチ1.5mmの,疎水性スポットを有する面は,0.03K/Wの最小沸騰熱抵抗を有する,最大伝熱増強を実現した。同一の濡れ性パターンであるが,異なるトポグラフィと被覆厚さを有する,三種類の蒸発器面比較を,実験的に実施した。結果は,HNTスポットで被覆された表面で,大きな接触角,大きな厚み,および被覆層の耐久性により,優れた熱伝導率と耐摩耗性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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相変化を伴う熱伝達 
引用文献 (35件):

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