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J-GLOBAL ID:201802246995497201   整理番号:18A0791040

リポ多糖類刺激ラットミクログリアおよびアストログリア培養におけるボツリヌス毒素A型およびミノサイクリンミノサイクリン投与後の発現変化の比較【JST・京大機械翻訳】

Comparison of the Expression Changes after Botulinum Toxin Type A and Minocycline Administration in Lipopolysaccharide-Stimulated Rat Microglial and Astroglial Cultures
著者 (5件):
資料名:
巻:ページ: 141  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ボツリヌス神経毒A型(BoNT/A)とミノサイクリンは臨床治療に用いられる強力な薬剤である。BoNT/Aの一次分子機構はSNARE蛋白質の切断であり,それは小胞から神経伝達物質を放出することを妨げるが,ミノサイクリンの効果はp38活性化の阻害に関連する。BoNT/Aとミノサイクリンの両方は鎮痛効果を示すが,グリア細胞に対するそれらの直接的影響は完全には知られていない。従って,本研究の目的はリポ多糖類(LPS)刺激後のミクログリア及びアストログリア活性に及ぼすこれらの薬物の影響及びそれらの潜在的相乗作用を測定することであった。著者らの結果は,BoNT/Aおよびミノサイクリンが,p38,ERK1/2,NF-κBおよびIL-1β,IL-18,IL-6およびNOS2を含む炎症誘発因子の放出などの細胞内シグナル伝達経路を阻害することにより,初代ミクログリア細胞に影響を及ぼすことを示す。ミノサイクリンとは対照的に,BoNT/A処理はアストログリアにおける炎症誘発性因子のLPS誘導放出を低下させなかった。加えて,BoNT/Aはグリア細胞の両タイプにおいてSNAP-23を減少させ,また,SNAP-25は星状細胞においてのみ発現した。さらに,BoNT/AはTLR2およびそのアダプター蛋白質MyD88を増加させたが,ミクログリア細胞において排他的にTLR4は増加させなかった。さらに,著者らは,その分子標的TLR2に特に重点を置いて,ミクログリアおよびアストログリア細胞に及ぼすBoNT/Aの影響を示した。対照的に,ミノサイクリンはこれらの因子のいずれにも影響しなかった。異なる分子標的にもかかわらず,ミノサイクリンとBoNT/Aは微小グリア由来の炎症誘発性因子の放出を減少させることを明らかにした。結論として,BoNT/Aとミノサイクリンはミクログリア細胞の活性化を抑制することにより神経炎症の管理に有効な薬剤であることを示した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  細胞生理一般 
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