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J-GLOBAL ID:201802247001712703   整理番号:18A0481758

テトラブロモビスフェノールAはゼブラフィッシュ幼生における甲状腺ホルモン撹乱を介した神経発達毒性を誘発する【Powered by NICT】

Tetrabromobisphenol A caused neurodevelopmental toxicity via disrupting thyroid hormones in zebrafish larvae
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巻: 197  ページ: 353-361  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最も広く使用されている臭素化難燃剤(BFRs)の一つであるテトラブロモビスフェノールA(TBBPA)は世界的な環境汚染をもたらした。TBBPAは甲状腺内分泌撹乱物質と潜在的神経毒物として報告されている。しかし,基礎となる機構はまだ明らかではない。本研究では,ゼブラフィッシュ(Danio rerio)胚(受精2時間後,hpf)は3,3′,5-トリヨード-L-チロニン(T3,20μg/L+TBBPA,200μg/L)によるTBBPA(50;100;200;400μg/L)の単独または併用の異なる濃度に曝露した。結果は,TBBPAが増加しT4含有量と減少したT3含量の観察,zebafish幼虫でアップレギュレートされていtshβ,tg mRNAおよびダウンレギュレーションttrとtrβmRNAレベルを伴うによる甲状腺破壊を誘発することを確認した。TBBPA誘導神経発達毒性はまた,中枢神経系(CNS)の発生(例えば,α1-チューブリン,Mbpとshha)に関連した遺伝子の転写ダウンレギュレーションにより示唆され,自発運動活性および平均遊泳速度を低下させた。著者らの結果は,T3処理は甲状腺と神経発達パラメータに及ぼすTBBPA誘導効果を逆転または除去できることを示した。以上を考慮して,本研究で観察された神経発達毒性はTBBPAによる甲状腺ホルモン破壊に起因することを仮定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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