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J-GLOBAL ID:201802247027007123   整理番号:18A1289579

アルツハイマー病のマウスモデルにおける記憶欠損と軸索変性を減少させる熱ショック同族70阻害剤,VER-155008【JST・京大機械翻訳】

Heat Shock Cognate 70 Inhibitor, VER-155008, Reduces Memory Deficits and Axonal Degeneration in a Mouse Model of Alzheimer’s Disease
著者 (2件):
資料名:
巻:ページ: 48  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病(AD)は,構造的脳変化と記憶障害を生じる進行性神経変性疾患である。神経回路網の再構成はADにおける記憶回復に必須であると仮定した。分子シャペロンの熱ショック蛋白質ファミリーのメンバーである熱ショック同族体70(HSC70)はAD患者脳でアップレギュレーションされ,最近の研究はHSC70がADにおける軸索変性と病理学的進行を促進することを示した。しかしながら,軸索発達および記憶機能に対するHSC70阻害の直接効果は,検討されていない。本研究において,AD(5XFADマウス)のマウスモデルにおける軸索形態及び記憶機能に及ぼす小分子HSC70阻害剤,VER-15508の影響を調べた。著者らは,VER-15508がin vitroでアミロイドβ処理ニューロンにおける軸索再増殖を有意に促進し,5XFADマウスにおいてオブジェクト認識,位置およびエピソード様記憶を改善することを見出した。さらに,VER-15508は腹腔内投与後に脳に浸透し,VER-15508がin situで脳に作用することを示唆した。免疫組織化学により,VER-15508は,5XFADマウスにおいて周辺皮質およびCA1におけるアミロイドプラークにおける球様軸索腫脹を減少させ,VER-15508もin vivoで軸索変性を逆転させることを示した。さらに,ADの2つの主要な病理学的特徴,アミロイドプラークと対螺旋状フィラメントタウ蓄積は,5XFADマウスにおけるVER-15508投与によって減少した。これは,HSC70機能の阻害が軸索再生とAD様症状逆転に重要であることを示す最初の報告である。本研究は,HSC70がAD治療のための新しい治療標的として使用できるという証拠を提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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