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J-GLOBAL ID：201802247054277942   整理番号：18A0016649

フルオロニウムイオンと超原子価ふっ素カチオンの誤解【Powered by NICT】

Misconceptions on fluoronium ions and hypervalent fluorine cations

著者 (5件)： Christe Karl O. (Loker Research Institute and Department of Chemistry, University of Southern California, Los Angeles, CA 90089-1661, USA) ,  Haiges Ralf (Loker Research Institute and Department of Chemistry, University of Southern California, Los Angeles, CA 90089-1661, USA) ,  Rahm Martin (Chemistry and Chemical Engineering, Physical Chemistry, Chalmers University of Technology, SE 412 96, Gothenburg, Sweden) ,  Dixon David A. (Chemistry Department, Shelby Hall, The University of Alabama, Tuscaloosa, AL 35487-0336, USA) ,  Vasiliu Monica (Chemistry Department, Shelby Hall, The University of Alabama, Tuscaloosa, AL 35487-0336, USA)
資料名： Journal of Fluorine Chemistry  (Journal of Fluorine Chemistry)
巻： 204  ページ： 6-10  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0438C  ISSN： 0022-1139  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の報告(Science,Vol.2013,p.340(57))で,二炭素原子に結合した対称的ふっ素原子の溶液中の過渡的生成のための提示した間接実験的証拠。架橋原子は超原子価結合に形式的に正に荷電したフッ素として記述し,分子はフルオロニウムイオンとしてに紹介された。この解釈はchemistryworld「超原子価ふっ素カチオン,またはフルオロニウムイオンの最初の証拠として」(chemistryworld,2013年4月4日)で強調される,「フッ素の正の側面を明らかにした」(C&Eニュース、2013、91-、(14)36)としての化学と工学ニュースにおける,「フッ素の正の側面を明らかにした」としての科学展望(科学技術庁,2013;340;41)であった。これらの解釈の批判的吟味は,この対称的に結合したふっ素原子は正の電荷を担持しないと超原子価または超配位でないことを示した。さらに,部分的に負に帯電したふっ素原子を含む常に「フルオロニウムイオン」とは対照的に,ヨードニウムカチオンはハロゲン原子上に正電荷を必要とするIUPAC定義に従って真のハロニウムイオンであることを示した。クロロニウムおよびブロモニウムカチオンにおけるハロゲン原子上の計算した部分電荷は方法に依存し,化合物への化合物から変化することができ,したがってはより不確かなものである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *カチオン ,  電荷 ,  原子価結合法 ,  ハロゲン ,  IUPAC ,  対称性 ,  *フッ素
準シソーラス用語： 正電荷 ,  *超原子価 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フルオロニウムイオン ,  正のふっ素 ,  超原子価ふっ素 ,  超配位ふっ素 ,  ハロニウムイオン

分類 (2件)： 芳香族単環ハロゲン化合物  (CF05030H) ,  置換反応  (CF02020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超原子価 ,  ふっ素 ,  カチオン ,  誤解