文献

J-GLOBAL ID：201802247118094205   整理番号：18A0023202

異なる技術によるh-BNの熱ルミネセンス速度論的パラメータの推定【Powered by NICT】

Estimation of thermoluminescence kinetic parameters in h-BN by different techniques

著者 (4件)： Vokhmintsev A.S. (Ural Federal University, NANOTECH Centre, Mira Street, 19, Ekaterinburg, 620002, Russia) ,  Minin M.G. (Ural Federal University, NANOTECH Centre, Mira Street, 19, Ekaterinburg, 620002, Russia) ,  Weinstein I.A. (Ural Federal University, NANOTECH Centre, Mira Street, 19, Ekaterinburg, 620002, Russia) ,  Weinstein I.A. (Institute of Solid State Chemistry, Ural Branch of the RAS, Pervomaiskaya Street, 91, Ekaterinburg, 620990, Russia)
資料名： Radiation Measurements  (Radiation Measurements)
巻： 106  ページ： 55-60  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0649A  ISSN： 1350-4487  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： UV照射したh-BN微粉末のスペクトル分解熱ルミネセンス(TL)法を用いて研究した。曲線フィッティング,ピーク形状,種々の加熱速度と初期上昇法を用いて,複雑な複数トラップ系を形成し,活性捕獲中心の速度論パラメータ(活性化エネルギー,有効頻度因子,反応次数)評価を実施した。は380と425nmのバンドでは価電子帯の頂上の上1.4eVの活性化エネルギーを持つ伝導帯の底以下の0.7と1.2eVのエネルギー1bおよび3b中心準位からの電子の放射遷移に起因する炭素レベル(C_N中心)にそれぞれであることを示した。トラップ活性化エネルギーの評価におけるルミネセンスの温度消光の考慮を解析した。電子(1bと3b中心)と正孔(C_N中心)トラップの熱活性化の下で,一次および二次速度論ためのTL過程は,それぞれ支配的であることが分かった。記録されたTL過程後のh-BNにおける1bと3b中心への深いトラップからの電子トンネリングの機構は議論されている。電荷キャリア再分布の熱刺激機構を記述するエネルギー準位図をUV照射したh-BNのために提案した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 紫外線照射 ,  伝導バンド ,  *パラメータ推定 ,  *速度論 ,  捕獲中心 ,  活性化エネルギー ,  *熱ルミネセンス ,  正孔 ,  曲線あてはめ ,  頻度因子 ,  加熱速度 ,  微粉体 ,  熱刺激
準シソーラス用語： 熱活性化 ,  *六方晶窒化ホウ素 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 六方晶窒化ほう素 ,  スペクトル分解熱ルミネセンス ,  一ホウ素中心 ,  3ほう素中心 ,  炭素不純物 ,  電子および正孔トラップ

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  線量計測・計測器  (AD08050Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： h-BN ,  熱ルミネセンス ,  速度論 ,  パラメータ ,  推定