文献

J-GLOBAL ID：201802247161675176   整理番号：18A1614633

Imatrix-511はMDPC-23細胞の増殖と分化を象牙芽細胞様表現型に刺激する【JST・京大機械翻訳】

iMatrix-511 Stimulates the Proliferation and Differentiation of MDPC-23 Cells into Odontoblastlike Phenotype

著者 (2件)： Tang Jia (Division of Biochemistry, Department of Oral Biology, School of Dentistry, Health Sciences University of Hokkaido, Hokkaido, Japan) ,  Saito Takashi (Division of Clinical Cariology and Endodontology, Department of Oral Rehabilitation, School of Dentistry, Health Sciences University of Hokkaido, Hokkaido, Japan)
資料名： Journal of Endodontics  (Journal of Endodontics)
巻： 44  号： 9  ページ： 1367-1375  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3223A  ISSN： 0099-2399  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： iMatrix-511はラミニン-511由来の新規インテグリン結合フラグメントである。これまでの研究は,幹細胞における異種培養のための培養基質としての優位性を示した。しかし,歯科分野におけるその効果はほとんど知られていない。本研究の目的は,ビトロネクチン(VN)と比較してiMatrix-511のin vitro効果を明らかにすることであった。生化学的アッセイをMDPC-23細胞でin vitroで行った。細胞計数キット-8を用いて,2つの蛋白質の最適被覆密度を測定した。両蛋白質への細胞増殖を評価するため,MDPC-23細胞をiMatrix-511またはVN修飾ポリスチレン上に直接播種し,細胞計数キット-8により分析した。iMatrix-511とVNに播種した細胞の表現型を特性化した。表現型特性化はリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応とalizレッド染色を含んだ。iMatrix-511とVNの最適被覆密度はそれぞれ1μg/cm2と0.25μg/cm2であった。iMatrix-511上で培養した細胞は,1,2および4日目に非被覆対照およびVNよりも高い細胞増殖活性を示した。細胞形態学的観察により,MDPC-23細胞はiMatrix-511に優先的に付着し,接種後1時間で早期に広がり始めることを明らかにした。MDPC-23細胞は,象牙質マトリックス蛋白質1および象牙質シアロホスフォ蛋白質メッセンジャーRNA発現の著しい増強により示されるように,対照およびVNよりもiMatrix-511上でより強力な歯原性分化を示した。両蛋白質は対照よりも無機化結節形成を示したが,iMatrix-511はより強い石灰沈着を誘導した。iMatrix-511はin vitroで歯原細胞表現型の増殖と獲得を支持し,この新規材料を象牙質再生の潜在的候補とした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ラミニン ,  キャラクタリゼーション ,  被覆 ,  幹細胞 ,  象牙質 ,  石灰化 ,  インテグリン ,  染色 ,  mRNA ,  無機化 ,  in vitro実験 ,  細胞増殖 ,  培養 ,  *表現型
準シソーラス用語： ビトロネクチン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： Imatrix-511 ,  MDPC-23細胞増殖 ,  象牙芽細胞分化

分類 (2件)： 歯の基礎医学  (GT01020O) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 細胞 ,  増殖 ,  分化 ,  象牙芽細胞 ,  表現型 ,  刺激