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J-GLOBAL ID:201802247206240960   整理番号:18A0327355

アブシジン酸産生内生細菌の接種はイネ(Oryza sativa)における塩分ストレス耐性を増強する【Powered by NICT】

Inoculation of abscisic acid-producing endophytic bacteria enhances salinity stress tolerance in Oryza sativa
著者 (7件):
資料名:
巻: 136  ページ: 68-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0624A  ISSN: 0098-8472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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塩分は植物成長と結果減少した作物収量のを妨げている。植物成長促進内生細菌の使用は,このような応力に対抗し,宿主に対する耐性を付与する環境に優しい戦略である。内生細菌はオーキシン生産におけるその積極的な役割の認識されている;が,アブシジン酸(ABA)を産生する能力についてはほとんど知られていない。最近の研究では,内生細菌Bacillus amyloliquefaciens RWL1はABAを産生することが見出され,のような塩分ストレスに対する植物の抵抗性を増加させる可能性を持っている。結果はRWL1による正常及び高塩濃度下で種々の濃度のABA(0.32±0.015 0.14±0.030ngmL~( 1))を生じることを示した。ABAを生成するRWL1の能力は,塩分増加に応答して減少した;が,必須アミノ酸(グルタミン酸及びプロリン)の産生をアップレギュレートすることによりその成長を維持した。この内生菌の可能性をさらに研究するために,塩分ストレス下で非接種対照植物に比べてRWL1接種はイネ植物の成長属性を有意に増加させることを示した行った植物-微生物相互作用実験。顕微鏡写真も正常および塩分ストレス条件下で植物根とRWL1の活性共生を明らかにした。必須アミノ酸(グルタミン酸,アスパラギン酸,フェニルアラニン,プロリン,システイン)は,塩分ストレス下でのRWL1接種により有意にアップレギュレートした。さらに,ストレス感受性内因性ABAレベルは有意に減少したが,内因性サリチル酸のレベルは塩分ストレスの同じレベルに曝露された対照植物よりRWl1接種植物で有意に高かった。現在の知見は内生菌の植物ホルモン産生能力は塩分に対する植物の抵抗性を増加させ,同様に農業生産性を改善できることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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植物に対する影響 
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