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J-GLOBAL ID:201802247295528859   整理番号:18A1875404

KAP1は成人ヒト細胞における内在性レトロウイルスを調節し,自然免疫制御に寄与する【JST・京大機械翻訳】

KAP1 regulates endogenous retroviruses in adult human cells and contributes to innate immune control
著者 (12件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: e45000  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1261A  ISSN: 1469-221X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内因性レトロウイルス(ERV)は脊椎動物ゲノムに蓄積し,遺伝子調節の複雑さに寄与する。KaP1は,KRAB亜鉛フィンガー蛋白質(KZNF)を介したそれらの反復配列へのリクルートにより発生時にERVを抑制するが,成体組織におけるERVの調節についてはほとんど知られていない。著者らは,HERVK14CのKAP1抑制が分化したヒト細胞で保存され,KAP1ノックアウトを行い,KAP1機能の概観を得ることを観察した。著者らの結果は,KAP1がERV(HERV-TおよびHERV-Sを含む)およびZNF遺伝子を抑制することを示し,両者は複数の細胞型においてKAP1結合部位およびH3K9me3と重複する。さらに,この経路は成体ヒト末梢血単核細胞において機能的に保存されている。KAP1調節遺伝子座に作用するシトシンメチル化はインターフェロン応答を防ぐために必要であり,そして,KAP1枯渇はいくつかのインターフェロン刺激遺伝子の活性化をもたらす。最終的に,KAP1の損失はERVとZNF遺伝子におけるH3K9me3濃縮の減少とMAVSシグナル伝達を介して仲介されるRNA感知応答をもたらす。これらのデータは,KAP1-KZNF経路が成体ヒト細胞におけるゲノム安定性と自然免疫制御に寄与することを示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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