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J-GLOBAL ID:201802247315102411   整理番号:18A0334864

イカリインはTAZ発現増加によるラット骨髄間質幹細胞の骨形成分化を刺激する【Powered by NICT】

Icariin stimulates osteogenic differentiation of rat bone marrow stromal stem cells by increasing TAZ expression
著者 (10件):
資料名:
巻: 91  ページ: 581-589  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Herba Epimediiの主要成分,イカリインはラット骨髄間質細胞(rBMSC)の骨形成分化を促進し,骨損失に対して保護効果を発揮し,骨再生を増加させるが,イカリインは骨形成分化に影響を及ぼす基礎となるシグナル伝達経路は不明のままである。PDZ結合モチーフ(TAZ)を有する転写コアクチベーターはHippoシグナル伝達経路の転写調節因子,末端骨形成分化時のRunx2遺伝子を活性化することによりBMSCの骨形成分化に重要な役割を果たす。本研究では,0.1μMイカリインがrBMSCsの増殖,カルシウム沈着,骨形成遺伝子発現を著しく促進することを見出した。イカリイン(0.1μM)は骨形成分化の初期段階で主にTAZ,Runx2,β-カテニン,Osteopotin,Dlx5発現をアップレギュレートし,後期段階でのオステオカルシン発現を増加させた。著者らの結果は,レンチウイルス媒介TAZ shRNAによるノックダウンTAZ発現は,イカリイン誘導骨形成分化を阻害することを示した。さらに,ICI-182780(エストロゲン受容体α阻害剤)またはDKK1(Wnt/β-カテニン経路阻害剤),はTAZ発現中のイカリイン誘導増加を阻害した。さらに,イカリインが増加した総TAZ蛋白質と核への移行により証明されたように,TAZの活性化を促進したが,イカリインのこれらの効果はICI-182780またはDKK1により阻害された。まとめると,著者らの結果は,イカリインがTAZ発現を増加させることによりrBMSCsの骨形成分化を促進し,イカリインにより誘導された増加したTAZ発現はERαおよびWnt/β-カテニン経路により仲介されることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般 
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