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J-GLOBAL ID：201802247341169408   整理番号：18A0175125

イネ出穂期の病害虫防除におけるマルチローター利用の実用性

著者 (3件)： 高橋良知 (秋田県農試) ,  高橋良知 (秋田県 農林水産部) ,  藤井直哉 (秋田県農試)
資料名： 北日本病害虫研究会報  (Annual Report of the Society of Plant Protection of North Japan)
号： 68  ページ： 134-139  発行年： 2017年12月22日 
JST資料番号： F0809A  ISSN： 0368-623X  CODEN： KNBKAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マルチローターは散布機種TSV-AQ1,無人ヘリコプターは散布機種RMAXを用いて農薬散布した場合の薬剤の落下分散状況と穂いもち,斑点米カメムシ類およびイネウンカ類に対する防除効果について検証を行った。マルチローターは,無人ヘリコプターよりも薬剤の稲に対する付着量が多かった。マルチローターを用いた場合の防除効果は,アカヒゲホソミドリカスミカメに対しては無人ヘリコプターと同等,イネウンカ類に対しては無人ヘリコプターと同等または優れる防除効果が認められ,実用性があると推察された。一方,穂いもちでは,マルチローターと無人ヘリコプターは同等の防除効果が認められたが,その効果は低く,葉いもちの発生状況を考慮した再検討が必要と考えられた。また,マルチローター,無人ヘリコプターともにアカスジカスミカメに対する防除効果は低く,本種の適期防除条件下での再検討が必要と考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *害虫防除 ,  *ヘリコプタ ,  *農業機械 ,  *農薬散布 ,  イネ ,  成長段階 ,  *効果 ,  カスミカメムシ科 ,  いもち病 ,  *昆虫類 ,  *病原媒介動物 ,  ウンカ科 ,  ネオニコチノイド系殺虫剤 ,  農業殺菌剤 ,  ラクトン ,  芳香族塩素化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *マルチローター ,  *散布機 ,  出穂期 ,  無人ヘリコプタ ,  *防除効果 ,  アカヒゲホソミドリカスミカメ ,  葉いもち ,  アカスジカスミカメ ,  *病害虫

分類 (4件)： 化学的防除  (FC05050X) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  稲作  (FC03020C) ,  圃場作業用機械  (FB03020Z)

物質索引 (2件)： フサライド ,  ジノテフラン

タイトルに関連する用語 (5件)： イネ ,  出穂期 ,  病害虫防除 ,  マルチローター ,  実用性