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J-GLOBAL ID:201802247629791600   整理番号:18A0806254

カルシニューリンB様蛋白質相互作用蛋白質キナーゼ,BDCIPK31は乾燥と塩ストレスに対する植物応答を調節する【JST・京大機械翻訳】

BdCIPK31, a Calcineurin B-Like Protein-Interacting Protein Kinase, Regulates Plant Response to Drought and Salt Stress
著者 (10件):
資料名:
巻:ページ: 1184  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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カルシニューリンB様蛋白質相互作用蛋白質キナーゼ(CIPK)は植物の非生物的ストレスシグナル伝達経路における重要な要素である。しかしながら,CIPKの機能的機構は,特に,新しい単子葉植物モデル植物であるBrachidium distachyonにおいて,明確には理解されていない。本研究では,B.distachyonからのCIPK遺伝子,BdCIPK31を特性化した。BdCIPK31はポリエチレングリコール,NaCl,H2O2およびアブシシン酸(ABA)処理により下方制御された。BdCIPK31を過剰発現するトランスジェニックタバコ植物は,干ばつと耐塩性の改善を示し,外因性ABAに対する高感度応答を示した。さらなる研究により,BdCIPK31はABA仲介気孔閉鎖において正に機能し,トランスジェニックタバコは対照と比較して脱水条件下で水分損失の減少を示すことを明らかにした。BdCIPK31はNa+/K+ホメオスタシスと根K+損失にも影響し,塩条件下で細胞内イオンホメオスタシスを維持するのに寄与した。さらに,反応性酸素種捕捉系とオスモライト蓄積はBdCIPK31過剰発現により増強され,これは酸化と浸透圧損傷の緩和に役立った。さらに,BdCIPK31の過剰発現はストレス条件下でいくつかのストレス関連遺伝子発現を高めることができた。結論として,BdCIPK31はABAシグナル伝達経路を通して干ばつと塩ストレスに正に機能する。BdCIPK31の過剰発現は気孔閉鎖,イオンホメオスタシス,ROS捕捉,オスモライト生合成及びストレス関連遺伝子の転写調節に機能する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  酵素生理  ,  遺伝子発現 

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