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J-GLOBAL ID:201802247640822260   整理番号:18A1005998

Brd4阻害は唾液腺腺様嚢胞癌の細胞増殖,移動および浸潤を抑制する【JST・京大機械翻訳】

BRD4 inhibition suppresses cell growth, migration and invasion of salivary adenoid cystic carcinoma
著者 (13件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 19  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7362A  ISSN: 0717-6287  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ブロモドメイン含有蛋白質4(BRD4)阻害は,多くの悪性腫瘍に対する新しい治療戦略である。本研究では,唾液腺腺様嚢胞癌(SACC)のin vitro細胞増殖,遊走および浸潤に及ぼすJQ1によるBRD4阻害の影響を調査することを目的とした。【方法】ヒト正常上皮細胞およびSACC細胞(ACC-LMおよびACC-83)を,0,0.1,0.5または1μMの濃度で,JQ1で処理した。細胞増殖を評価するために,細胞計数キット-8(CCK-8)分析を行った。細胞アポトーシスと細胞周期分布を,フローサイトメトリーによって評価した。免疫蛍光染色を用いて,SACC細胞におけるBRD4の発現を調べた。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(qRT-PCR)分析とウェスタンブロット分析を,SACC細胞におけるメッセンジャーRNA(mRNA)と蛋白質レベルを調べるために実施した。創傷治癒分析とトランスウェルアッセイを用いて,SACC細胞の移動と浸潤の活性を評価した。【結果】JQ1は正常ヒト上皮細胞の増殖,細胞周期および細胞アポトーシスに対して悪影響を示さなかったが,SACC細胞の増殖および細胞周期を抑制し,SACC細胞におけるBRD4のmRNAおよび蛋白質レベルを低下させ,一方,BRD4の2つの既知標的遺伝子であるc-mycおよびBCL-2の蛋白質発現を低下させた。さらに,JQ1は,Eカドヘリン,ビメンチンおよびTwistを含む重要な上皮間葉移行(EMT)特性を制御することにより,SACC細胞移動および浸潤を阻害した。【結論】BRD4はSACCにおける重要な転写因子であり,JQ1によるBRD4阻害はSACC治療のための新しい戦略である可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (48件):
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