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J-GLOBAL ID：201802247665435838   整理番号：18A2220930

後期完新世の低気圧と津波堆積物に対する長石単粒の精度の試験【JST・京大機械翻訳】

Testing the accuracy of feldspar single grains to date late Holocene cyclone and tsunami deposits

著者 (8件)： Brill Dominik (Institute of Geography, Universitaet zu Koln, Koln, Germany) ,  Reimann Tony (Netherlands Centre for Luminescence Dating & Soil Geography and Landscape Group, Wageningen University, Wageningen, the Netherlands) ,  Wallinga Jakob (Netherlands Centre for Luminescence Dating & Soil Geography and Landscape Group, Wageningen University, Wageningen, the Netherlands) ,  May Simon Matthias (Institute of Geography, Universitaet zu Koln, Koln, Germany) ,  Engel Max (Geological Survey of Belgium, Royal Belgian Institute of Natural Sciences, Brussels, Belgium) ,  Riedesel Svenja (Institute of Geography, Universitaet zu Koln, Koln, Germany) ,  Riedesel Svenja (Aberystwyth Luminescence Research Laboratory, Department of Geography and Earth Sciences, Aberystwyth University, United Kingdom) ,  Brueckner Helmut (Institute of Geography, Universitaet zu Koln, Koln, Germany)
資料名： Quaternary Geochronology  (Quaternary Geochronology)
巻： 48  ページ： 91-103  発行年： 2018年 
JST資料番号： W3201A  ISSN： 1871-1014  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石英は,光学的に刺激されたルミネセンス(OSL)信号が光曝露で急速にリセットし,時間とともに安定であるので,完新世堆積物のルミネセンス年代測定のための好ましい線量計である。しかし,石英のルミネセンス特性が年代測定に不適切な場合には長石が必要であり,しばしば地質学的に若い山岳域と若い火山活動を伴う地域にある。ここでは,完全な信号リセットが事前に保証されない,後期完新世低気圧と津波堆積物に適用された単一粒子長石ルミネセンス年代測定の可能性を評価することを目的とした。不均一漂白,残留線量および異常フェージングに関連するそのような堆積物の長石年代測定の潜在的問題を扱うために,単一粒子上に低温ポスト赤外刺激ルミネセンスプロトコル(pIRIR_150)を用いた。ほとんどのサンプルに対して,フェージング補正IR50と非フェージング補正pIRIR150年齢の間の良好な一致が観察された。両方の長石年代は,歴史的データによって提供された年代制御と良く一致し,現代のアナログ試料におけるpIRIR_150残留年代は<50年であることを示し,年代測定精度が~500年より若い堆積物に対してのみ不十分な信号ゼロによって負に影響されることを示した。これらの小さな残留年代は,非浸出性ルミネセンス残差により引き起こされると解釈されるので,若い試料に対するわずかな年代過大評価は,残留年代を差し引くことにより克服できる。pIRIR_150,IR_50および石英年代の間の良好な一致は,3つの信号が異なる速度でブリーチすることが知られているので,かなりの数の粒子が輸送の間またはすぐ前に比較的完全な信号リセットを経験しなければならないことを示している。イベント中の光曝露は限られていると予想されるので,低気圧と津波堆積物中の粒子のかなりの部分が,関心のあるイベントの前に既に漂白されていると推論した。これらの良く漂白された粒子は海浜で侵食される可能性があり,一方,より大きな残留年代を持つ他の粒子はおそらく浅い潮下潮,沿岸バリアあるいはさらに内陸のソースに由来していると考えられる。嵐と津波輸送の間の付加的な信号リセットは,完新世の海岸障壁で浸食された不完全な前輸送リセットを持つ粒子の長石年代よりもわずかに若い石英によって示される。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 赤外線 ,  高速度 ,  漂白 ,  山岳 ,  *津波 ,  潮汐 ,  放射線量 ,  石英 ,  *完新世 ,  年代測定 ,  ルミネセンス ,  低温 ,  *長石 ,  輸送現象
準シソーラス用語： 単一粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 単一粒子年代測定 ,  長石年代測定 ,  赤外誘導ルミネセンス ,  津波堆積物 ,  サイクロン堆積物 ,  輸送プロセス

分類 (1件)： 年代測定  (DD01050W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 後期完新世 ,  低気圧 ,  津波堆積物 ,  長石 ,  試験