文献

J-GLOBAL ID：201802247688019370   整理番号：18A0806185

柑橘果実における熱誘導低温耐性を調節する分子事象への洞察【JST・京大機械翻訳】

Insights into the Molecular Events That Regulate Heat-Induced Chilling Tolerance in Citrus Fruits

著者 (3件)： Lafuente Maria T. (Department of Biotechnology, Instituto de Agroquimica y Tecnologia de Alimentos (CSIC)) ,  Estables-Ortiz Beatriz (Department of Biotechnology, Instituto de Agroquimica y Tecnologia de Alimentos (CSIC)) ,  Gonzalez-Candelas Luis (Department of Biotechnology, Instituto de Agroquimica y Tecnologia de Alimentos (CSIC))
資料名： Frontiers in Plant Science (Web)  (Frontiers in Plant Science (Web))
巻： 8  ページ： 1113  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7094A  ISSN： 1664-462X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低い非凍結温度は低温障害(CI)を引き起こす可能性があり,多くの寒冷感受性園芸作物における外部品質劣化の原因となる。非致死的高温条件への寒冷感受性柑橘類栽培品種の曝露は,それらの低温耐性を増加させる可能性がある。このような耐性に関与する分子事象に関する情報は非常に少ない。本研究では,低温貯蔵前の37°Cで3日間,低温に対して非常に敏感な,Fortuneミカンを加熱することにより誘導された低温耐性に関連する分子事象を提示した。トランスクリプトーム解析により,熱調節は低温貯蔵果実における遺伝子の抑制に好ましい重要な影響を有し,長期熱誘導低温耐性は転写開始及びWRKYファミリーの転写因子の活性化を必要とする活性過程であることを明らかにした。分析はまた,低温が脂質と蛋白質に影響する分解過程を好み,熱コンディショニング処理の保護効果は,膜透過性に影響する脂肪酸不飽和の修飾より脂質分解に関与する遺伝子の抑制に関連している可能性があることを示した。CIの減少に及ぼす熱処理の有益な効果に関連するもう一つの主要因子は,ストレス関連蛋白質の調節である。このような蛋白質をコードする多くの遺伝子は二次代謝及び酸化ストレス関連過程に関与する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化ストレス ,  遺伝子発現 ,  トランスクリプトーム ,  脂肪酸 ,  転写因子 ,  遺伝子 ,  脂質 ,  *低温 ,  タンパク質 ,  冷蔵 ,  *耐冷性 ,  栽培品種 ,  保護作用
準シソーラス用語： 低温感受性 ,  低温障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 寒冷ストレス ,  果実生理学 ,  遺伝子発現 ,  熱コンディショニング ,  酸化ストレス ,  生理学的障害 ,  トランスクリプトーム ,  WRKY

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 柑橘果実 ,  誘導 ,  低温耐性 ,  調節 ,  分子 ,  事象 ,  洞察