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J-GLOBAL ID：201802247796631039   整理番号：18A0471332

無色脂環式ポリイミドの膜延性を改善するためのアプローチ【Powered by NICT】

Approaches to improve the film ductility of colorless cycloaliphatic polyimides

著者 (3件)： Hasegawa Masatoshi (Department of Chemistry, Faculty of Science, Toho University, 2-2-1 Miyama, Funabashi, Chiba, 274-8510, Japan) ,  Fujii Mari (Department of Chemistry, Faculty of Science, Toho University, 2-2-1 Miyama, Funabashi, Chiba, 274-8510, Japan) ,  Wada Yuriko (Department of Chemistry, Faculty of Science, Toho University, 2-2-1 Miyama, Funabashi, Chiba, 274-8510, Japan)
資料名： Polymers for Advanced Technologies  (Polymers for Advanced Technologies)
巻： 29  号： 2  ページ： 921-933  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0503A  ISSN： 1042-7147  CODEN： PADTE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無色脂環式ポリイミド(PI)の膜延性を改善するためのアプローチを述べた。ピロメリト酸二無水物(PMDA)と4,4′-メチレンビス(シクロヘキシルアミン)から誘導したPIは5~30mo1%の低いイソホロンジアミン(IPDA)含量との共重合によって修飾された場合に予想外の強靭化効果が観察された,ホモPMDA/IPDAシステムにおける膜形成ない能力を有することである。例えば,20mo1%のIPDA含有量で,共重合体は顕著に改善されたフィルム靭性(破断時の最大伸び,ε_b max=57%),優れた光透過性(400nmでの光透過率,T_400=83.7%),高いガラス転移温度(T_g=317°C)を示した。強靭化効果は,鎖滑りの概念に基づいて解釈できる。本研究では,種々のジアミンとビシクロ[2.2.2]オクタン 2,3,5,6 テトラカルボン酸 二無水物(H BTA)とから誘導したPIsはまたH BTA派生システムの可能性を評価するために系統的に調べた。エーテル含有ジアミンとH BTAの組合せは,非常に高いT_gs高強靭なPI膜(ε_b max>100%)が得られた,以前の研究の結果と強く対照的であった。観察された優れた特性はH BTAの立体構造に関連している。筆者らの関心は,溶液加工性に拡張した。スルホン含有ジアミンとエーテル含有ジアミンとH BTAから誘導したコポリイミドは非常に高い光学透明性(T_400=86.8%),非常に高いT_g(313°C),及び良好な延性(ε_b max=51%)を達成した溶液加工性を維持した。このように,これらの手法は,今までのところ,脆性考察されてきた脂環式PIフィルムの延性を劇的に改善することを可能にした。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ガラス転移点 ,  *脂環式化合物 ,  *脂環式ポリイミド ,  伸び ,  ジアミン ,  靱性 ,  共重合体 ,  エーテル ,  *無色 ,  *延性 ,  共重合 ,  加工性
準シソーラス用語： 透明性 ,  光透過率 ,  強靱化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 脂環式(脂環式)ポリイミド ,  膜延性 ,  耐熱性 ,  光透明性 ,  溶液加工性

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  重縮合  (CG04050Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 無色 ,  脂環式ポリイミド ,  延性