抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:総合病院における老年患者の認知機能の状況を理解し、共病及びその他の要素が認知機能障害に与える影響を分析する。方法:高齢者内科の入院患者205例を選び、すべての患者に対し、簡易知能評価尺度(MMSE)を用いて認知機能をスクリーニングし、認知機能正常群と認知機能障害群に分けた。同時に、年齢、性別、文化程度、婚姻、職業、スポーツトレーニング、居住状況、体質指数などの一般状況を収集し、高血圧、糖尿病、脳血管疾患、高脂血症、冠状動脈性硬化症の病歴を記録した。すべての患者において,グリコシル化ヘモグロビン(HbA1c),遊離トリヨードサイロニン(FT3),遊離チロキシン(FT4),甲状腺刺激ホルモン(TSH),空腹時血糖(FPG),総コレステロール(TC),トリグリセリド(Cr),尿酸(UA),アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)およびアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)を測定した。頸動脈および下肢動脈プラークの大きさまたは狭窄の程度を測定し,2つの群の間の差異を比較し,非条件ロジスティック回帰法を用いて認知機能障害に対する各因子の影響を調査した。結果:認知機能障害群の年齢、文化程度、婚姻状況、居住状態、高血圧、糖尿病、脳血管疾患、糖化ヘモグロビンは認知機能正常群と比較した。それらの間には有意差があった(P=0.027,0.003,0.000,0.001,(031,0.036,0.043,0.032))。ロジスティック回帰分析の結果によると、年齢の増加、教育程度の低い、無配偶、合併糖尿病、脳血管疾患及び共病が認知機能障害のリスクを増加させる(OR=2.756、0.354、8.267、3.768、2.856、1.446)。結論 認知機能障害は年齢、教育程度、婚姻状況、糖尿病歴、脳血管病歴、共病と関係があり、その中で年齢の増加、文化程度の低い、無配偶、合併糖尿病、脳血管病及び合併症は認知機能障害のリスクを増加する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】