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J-GLOBAL ID:201802248022652103   整理番号:18A0379174

α-グルコシダーゼ阻害剤としての新規マロンアミド誘導体の合成,分子構造,スペクトル解析及び生物学的活性【Powered by NICT】

Synthesis, molecular structure, spectral analysis, and biological activity of new malonamide derivatives as α-glucosidase inhibitors
著者 (11件):
資料名:
巻: 1134  ページ: 253-264  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0948B  ISSN: 0022-2860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二新しいマロンアミド誘導体は,各種αN~1,N~3 -ジ(ピリジン-2-イル)マロンアミドのMichael付加により合成した室温で1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ-7-エン(DBU)触媒を用いたケトンのβ-不飽和した。全ての反応は所望のマロンアミド誘導体,フェニル基の置換だけが異なるを提供した。これは臭素置換基を有すると他のメチル基を持つ誘導体を効率よく合成した。新しく合成した化合物の構造を単結晶X線回折,赤外分光法,NMR分光法,質量分析,及び元素分析により解明した。添加では,合成した化合物は癌細胞株に対するそれらのin vitro細胞毒性とα-グルコシダーゼ阻害を評価した。標的化合物は,一般的な薬物アカルボース(IC_50=840±1.73μM)に比べて強化されたα-グルコシダーゼ阻害活性(すなわち,IC_50=12.8±0.1と28.4±0.2μM)を示した。両化合物はH460(肺癌)とT3T(正常線維芽細胞)細胞系に対する細胞毒性であることが分かった。さらに,臭素置換誘導体は子宮頚癌H eLa(IC_50=13.8±0.4μM)と乳癌MCF-7(IC_50=21.11±0.88μM)細胞系に対して弱い細胞毒性を示したが,メチル置換誘導体はMCF-7細胞株(IC_50=47.9±0.7μM)に対して弱い細胞毒性を示した。密度汎関数理論(DFT)B3LYP/6- 311G(d,p)計算は,調製した化合物の分子構造および電子的性質を調べた。予想されたように,臭素誘導(2.2377 D)はメチル誘導体(1.9160 D)より高い極性を示した。さらに,HOMOおよびLUMO図が構築され,両化合物の電子スペクトルを時間依存(TD)-DFT計算を用いて帰属した。最後に,計算されたNMR化学シフトは実験データと良く相関した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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分子の幾何学的構造一般  ,  原子・分子のクラスタ  ,  分子の電子構造  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  その他の有機化学反応 
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